のん×林遣都、綿矢りさ原作『私をくいとめて』2020年冬公開決定! のん「ニヤニヤしながら読みました」
一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。
おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。
触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。
考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。
早く皆さんに観ていただきたいです。
●林遣都(多田くん役)
・のんとの初共演について
お芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象でした。
人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。
よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました。
ご一緒できて楽しかったです。
・脚本を読んだ時の感想
綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。