「大九明子」について知りたいことや今話題の「大九明子」についての記事をチェック! (1/4)
映画『かくかくしかじか』より、永野芽郁演じる主人公・明子の“喜怒哀楽”を捉えた新カットが公開された。本作は、漫画家・東村アキコが泣きながら描いた自身の実話の映像化。永野が漫画家を夢見る高校生・明子、大泉洋がスパルタ絵画教師・日高先生を演じ、おかしくも切ないかけがえのない9年の物語を描く。今回公開された写真には、美大の実技試験を終え、自信満々に笑顔を見せたり、とにかく遊びまくるお気楽学生ライフ、念願の美大に進学するも、思うように絵が描けず苦しんだり、ハードな社会人生活に耐えきれず倒れ込む姿、涙を流す様子も。永野は、本作の中でも印象的なシーンの一つとして、絵が描けずにスランプになった明子が自暴自棄になり、自宅で暴れ回るシーンでの撮影を挙げ、「誰しも向き合いたくない瞬間はあると思います。それが明子にとっては絵だと思うので、それでも(日高先生から)“描け!”と言われて。どうしようもなくただ泣けてくるという、あのシーンはすごく理解できました」と自身の経験や記憶をめぐらせながら回顧。続けて、「向き合うのはとても大変だろうなと思ったら、気づいたら涙が止まらなくて。明子は喜怒哀楽がしっかりある人ですが、その喜怒哀楽にもそれぞれ理由があって、共感しながらお芝居できたと思います。そのぶん私自身も自分の感情を解放できた気がしますし、本当に一人の人生を生きた気がします」と自信を見せた。プロデューサーは、「原作の持つコミカルな部分と先生との切ないお別れなど、世代も超え感情の表現する幅も広く、非常に難しいお芝居が必要になる作品でした」「この高度なお芝居を誰がやるのかと考えた時に、永野芽郁さんしか考えつきませんでした。ビジュアルも直感ですが、絶対に似合うなとも確信しておりました」と明かす。そして、「時たま先生に質問することなどはありましたが、明子を演じるにあたって自分の中ではっきりとしたイメージをお持ちでした。迷いなく、集中して挑まれている印象があります。ご自身もおっしゃっていましたが、ミスが本当に少なく、テスト、本番と、映画の明子を体現されたお芝居で、監督もモニター前で唸ることがあるくらい圧倒しておりました」と称賛した。『かくかくしかじか』は5月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かくかくしかじか 2025年5月16日より全国にて公開©東村アキコ/集英社©︎2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会
2025年04月17日主演に萩原利久、ヒロインに河合優実を迎え、「ジャルジャル」福徳秀介の恋愛小説を大九明子監督が映画化した『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が4月25日(金)に公開。この度、楽しげなキャンパスライフから一変した、緊張感に包まれたクライマックス撮影のメイキング写真が解禁となった。今回解禁されたのは、主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西を演じた萩原、そして小西が恋に落ちるヒロイン・桜田を演じた河合の撮影中の様子を捉えた4点のメイキング写真。大九監督と笑顔でモニターを見たりと、関西大学の実際のキャンパスで撮影する様子や、全車貸切での撮影となった阪急電車のシーンの裏側では表情柔らかく、笑顔を見せる2人。等身大の大学生を演じるにあたって開放的な雰囲気で進んだ撮影を感じさせる。その一方、お団子姿から一変、映画の最大の見せ場のひとつである髪を下ろした桜田のシーンでは、真剣に台本に向かい監督と打ち合わせする河合の姿が。映画の雰囲気が一変したクライマックスシーンは、いずれも何度もテイクを重ねることができる芝居ではないと分かっていたため、大九監督としては珍しく2カメ体制で臨むことに。「とにかく一気にしゃべらせたいと思ったので、カットは基本割らずに一連で」という、キャストにとって挑戦的なシーンとなっている。映画前半から雰囲気がガラリと変わり、畳み掛けるように進んでいく後半のシーンに関して、監督も「ここは2人(小西と桜田)の勝負みたいなシーンにしようと」と演出意図を語っている。果たして、その小西と桜田を襲う運命を変える衝撃の出来事とは何なのか、さらに気になるものとなっている。『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は4月25日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は 2025年4月25日より全国にて公開©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
2025年04月04日タレントの松本明子(58)が2日までに自身のインスタグラムを更新し、夫で俳優の本宮泰風(53)の実の兄である俳優・原田龍二(54)との2ショットを公開。ファンから注目を集めている。松本はTBS『アイ・アム・冒険少年〜春の脱出島!家族対決スペシャル』(3月31日放送)で原田と共演したことを伝えるコメントを添え、計8枚の写真を公開。船の上で原田と仲良く並んでガッツポーズをする姿や、松本がドラム缶風呂の中で温まりながら手を振る横に座る原田が笑顔でくつろぐ姿など、和やかな雰囲気でロケが行われた様子が伝わってくる写真となっている。投稿に対してファンから「このコンビ最強」「明子さんの笑い声を聞くと元気になれます」「義兄妹コンビ最高 別番組でも期待!しょっちゅうやって!」「笑いすぎてお腹痛いです」といった温かいコメントが寄せられた。
2025年04月02日気象キャスターの吉井明子が21日、自身のインスタグラムを更新。【画像】吉井明子、旅行の思い出を振り返る!「空港の雰囲気が好きです」春の穏やかな空の下、卒業シーズンを迎える人々に向けた温かなメッセージを投稿した。吉井は「柔らかな春の青空の下、袴姿の方をたくさん見ました卒業シーズンですね✨」と綴り、「ご卒業、新たな旅立ちおめでとうございます」と祝福の言葉を贈った。 この投稿をInstagramで見る 吉井明子(気象予報士)(@akiko_yoshii_sunny_rain)がシェアした投稿 この投稿には「春めいてきましたね」「優しい言葉に癒されました」などのコメントが寄せられ、多くのフォロワーからの反響を呼んだ。
2025年03月20日気象キャスターの吉井明子が17日、自身のインスタグラムを更新。【画像】美人気象予報士・吉井明子が最新ショット投稿!"桜色トップス×清楚ポーズ"でファン魅了!先日の旅行の写真を公開し、旅のワクワク感を振り返った。「出発のときの空港の雰囲気が好きです✈️」と綴り、「旅へのわくわく感とこれから空を飛べる喜びでニコニコしちゃいました☺️」と、旅立ちの瞬間の高揚感を表現。さらに、「次の旅はふんわり計画中です」と今後の旅行への期待も覗かせた。 この投稿をInstagramで見る 吉井明子(気象予報士)(@akiko_yoshii_sunny_rain)がシェアした投稿 この投稿には、「楽しみな表情も素敵」「ルンルン気分でニコニコ笑顔の明ちゃん可愛すぎっ!」「また旅行ですか?✈️」といったコメントが寄せられた。
2025年03月18日タレントの松本明子が10日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】松本明子、有森也実の舞台観劇で大塚寧々と偶然隣り合う!?奇妙な縁がつないだ女子会3Sが話題!「こんにちは。松本明子です!」と綴り、複数枚の写真をアップ。続けて「仕事の合間に、苗木城跡、岩村城跡、長篠城跡、長篠設楽原決戦場跡と武田氏VS織田氏にゆかりの深い史跡巡りをしてきました。歴史の裏に数々の秘話があることを知り感慨深い旅となりました。」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 松本 明子(@akkotongattelne)がシェアした投稿 この投稿にフォロワーからは「城跡いいですね。天気もいいし最高」といったコメントの他に、いいね!が寄せられている。
2025年03月10日大名古屋ビルヂングは、開業9周年を記念した「9周年サクラアニバーサリー」を2025年3月5日(水)から4月22日(火)まで開催いたします。今年も都会で華やかな春を感じていただけるよう、サクラをテーマとした“5Fサクラスカイガーデン装飾”をはじめ、飲食店舗では特別メニュー、物販店舗では春のおすすめ商品を販売いたします。「9周年サクラアニバーサリー」開催期間2025年3月5日(水)~4月22日(火)※スカイガーデン、ハートの絵馬:3月5日(水)~5月6日(火・振休)、大名古屋ビルヂングGALLERY:3月12日(水)~5月6日(火・振休)■イベント概要(1) サクラスカイガーデン都会の空中庭園 5F「スカイガーデン」が、期間限定でサクラをモチーフにした「サクラスカイガーデン」として、都会の春を彩ります。いち早く咲きほこる天空のサクラ並木や複数のフォトスポットが登場します。夜は、ピンク色のイルミネーションやサクラを連想させる柔らかな光が、華やかなひとときを演出します。期間:2025年3月5日(水)~5月6日(火・振休)予定11時~23時(点灯は17時~)※荒天時は閉鎖。(2) ハートの絵馬新学期、新生活への願い事を、「ハートの絵馬」へ書いて結びましょう。5Fスカイガーデン入り口にて、絵馬に「新学期・新生活に向けての願い事」を記入いただけるスペースを用意。1Fインフォメーションにて、大名古屋ビルヂング公式Instagramのフォロー画面を提示いただくと、ハートの形をした絵馬をプレゼントします。期間終了後には、名古屋市千種区の「高牟(たかむ)神社」へ奉納いたします。期間:2025年3月5日(水)~5月6日(火・振休)予定場所:5Fスカイガーデン入り口 (絵馬のお渡しは1Fインフォメーション)(3) 大名古屋ビルヂングGALLERYデジタル額縁を活用したアートギャラリーを設置し、従来の枠を超えた多彩なアートを楽しむことができます。 「SAKURA(さくら)」をテーマにした一般公募のアート作品の中から、入選した約20作品をコレクションとして配信展示します。期間:2025年3月12日(水)~5月6日(火・振休)予定場所:5F スカイガーデン入り口(4) サクラ9周年グルメ・アイテム各店舗にて、「桜・ピンクにちなんだメニュー・アイテム」や「9周年の限定・特別メニュー」、「春のおすすめ商品」等を、期間限定で販売いたします。期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定■スペシャルスイーツ ※一部商品この春9周年を迎えた大名古屋ビルヂング。桜をテーマにしたスイーツや旬のいちごを使ったデザートが勢揃い。【ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー】白いちごとあまおうのアールグレイクリームタルト価格:1ピース 1,480円期間:2025年3月1日(土)~3月31日(月)予定【覚王山フルーツ大福 弁才天】桜いちご1個価格:1個 830円~期間:2025年3月5日(水)~4月6日(日)予定※数量限定販売のため、なくなり次第終了とさせていただきます。※イチゴの品種は仕入れによって変わります。また、イチゴのサイズによって価格が異なります。【西条園 抹茶カフェ】お茶会SET“春~さくら羊羹”価格:990円期間:2025年3月12日(水)~4月25日(金)予定※店舗商品・メニューは、予告なく変更となる場合があります。※季節食材の都合などにより、メニューを変更または終了する場合がございます。※なくなり次第終了となる場合があります。※店舗により商品価格に加えて、お通し・サービス料など別途料金が発生する場合がございます。※価格はすべて税込です。※写真はイメージです。■施設概要施設名:大名古屋ビル Shops & Restaurants所在地:愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号アクセス:JR・名鉄・近鉄「名古屋」駅より徒歩3分、地下鉄「名古屋」駅より徒歩1分(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2025年02月27日大名古屋ビルヂング(所在地:愛知県名古屋市)は、開業9周年を記念した「9周年サクラアニバーサリー」を2025年3月5日(水)から4月22日(火)まで開催いたします。今年も都会で華やかな春を感じていただけるよう、サクラをテーマとした“5Fサクラスカイガーデン装飾”をはじめ、飲食店舗では特別メニュー、物販店舗では春のおすすめ商品を販売いたします。サクラスカイガーデン(1)サクラスカイガーデン(2)■「9周年サクラアニバーサリー」開催期間2025年3月5日(水)~4月22日(火)※スカイガーデン、ハートの絵馬:3月5日(水)~5月6日(火・振休)、大名古屋ビルヂングGALLERY:3月12日(水)~5月6日(火・振休)■イベント概要(1) サクラスカイガーデン都会の空中庭園 5F「スカイガーデン」が、期間限定でサクラをモチーフにした「サクラスカイガーデン」として、都会の春を彩ります。いち早く咲きほこる天空のサクラ並木や複数のフォトスポットが登場します。夜は、ピンク色のイルミネーションやサクラを連想させる柔らかな光が、華やかなひとときを演出します。期間:2025年3月5日(水)~5月6日(火・振休)予定 11時~23時(点灯は17時~)※荒天時は閉鎖。サクラスカイガーデン(3)サクラスカイガーデン(4)サクラスカイガーデン(5)(2) ハートの絵馬新学期、新生活への願い事を、「ハートの絵馬」へ書いて結びましょう。5Fスカイガーデン入り口にて、絵馬に「新学期・新生活に向けての願い事」を記入いただけるスペースを用意。1Fインフォメーションにて、大名古屋ビルヂング公式Instagramのフォロー画面を提示いただくと、ハートの形をした絵馬をプレゼントします。期間終了後には、名古屋市千種区の「高牟(たかむ)神社」へ奉納いたします。期間:2025年3月5日(水)~5月6日(火・振休)予定場所:5Fスカイガーデン入り口 (絵馬のお渡しは1Fインフォメーション)(3) 大名古屋ビルヂングGALLERYデジタル額縁を活用したアートギャラリーを設置し、従来の枠を超えた多彩なアートを楽しむことができます。 「SAKURA(さくら)」をテーマにした一般公募のアート作品の中から、入選した約20作品をコレクションとして配信展示します。期間:2025年3月12日(水)~5月6日(火・振休)予定場所:5F スカイガーデン入り口9周年ビジュアル(4) サクラ9周年グルメ・アイテム各店舗にて、「桜・ピンクにちなんだメニュー・アイテム」や「9周年の限定・特別メニュー」、「春のおすすめ商品」等を、期間限定で販売いたします。期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定■スペシャルスイーツ ※一部商品この春9周年を迎えた大名古屋ビルヂング。桜をテーマにしたスイーツや旬のいちごを使ったデザートが勢揃い。【ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー】白いちごとあまおうのアールグレイクリームタルト価格:1ピース 1,480円期間:2025年3月1日(土)~3月31日(月)予定白いちごとあまおうのアールグレイクリームタルト/ラ・メゾン アンソレイユターブル パティスリー【覚王山フルーツ大福 弁才天】桜いちご 1個価格:1個 830円~期間:2025年3月5日(水)~4月6日(日)予定※数量限定販売のため、なくなり次第終了とさせていただきます。※イチゴの品種は仕入れによって変わります。また、イチゴのサイズによって価格が異なります。桜いちご/覚王山フルーツ大福 弁才天【西条園 抹茶カフェ】お茶会SET“春~さくら羊羹”価格:990円期間:2025年3月12日(水)~4月25日(金)予定お茶会SET“春~さくら羊羹”/西条園 抹茶カフェ【annon tea house】いちごホットケーキ価格:1,980円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定※デザートメニューのご注文には、1ドリンクオーダーが必要となります。いちごホットケーキ/annon tea house【ツバメヤ】桜餅価格:335円期間:2025年3月5日(水)~なくなり次第終了桜餅/ツバメヤ【パパブブレ】桜バブレッツ[9個入り]価格:1,380円期間:2025年2月27日(木)~なくなり次第終了桜バブレッツ[9個入り]/ パパブブレ【芋花恋・あっぷるぱい考太郎】桜ストロベリーミルクアップルパイ価格:1ピース 837円期間:2025年3月15日(土)~4月14日(月)予定桜ストロベリーミルクアップルパイ/芋花恋・あっぷるぱい考太郎【世界のビール博物館】たっぷり桜クリームのかま焼ホットケーキ価格:1,280円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定たっぷり桜クリームのかま焼ホットケーキ/世界のビール博物館■スペシャルグルメ ※一部商品大名古屋ビルヂング開業9周年を記念した特別なメニューが揃います。【Osteria SAK】9周年特別ディナーコース価格:9,900円期間:2025年3月11日(火)~4月7日(月)予定※ディナータイム限定のメニューとなります。9周年特別ディナーコース/Osteria SAK【肉や大善】A5ブランド牛ぜいたく盛 希少部位9種類special version価格:9,999円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定A-5ブランド牛ぜいたく盛希少部位9種類special version/肉や大善【築地青空三代目】春の三貫盛り価格:1,870円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定※仕入状況によりご提供できない場合があります。春の三貫盛り/築地青空三代目【浪花ろばた八角】桜鯛のカルパッチョ ワサビドレッシング価格:880円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定※ディナータイム限定のメニューとなります。桜鯛のカルパッチョ ワサビドレッシング/浪花ろばた八角【浅草 キッチン大宮】アニバーサリーステーキセット~国産黒毛和牛シャトーブリアンとスモークサーモンのカルパッチョ~価格:3,499円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定アニバーサリーステーキセット~国産黒毛和牛シャトーブリアンとスモークサーモンのカルパッチョ~/浅草 キッチン大宮【ローマ三丁目】桜香る手打ちパスタ 小海老と菜の花のオイルソース価格:2,280円期間:2025年3月5日(水)~4月22日(火)予定※ディナータイム限定のメニューとなります。桜香る手打ちパスタ 小海老と菜の花のオイルソース/ローマ三丁目※店舗商品・メニューは、予告なく変更となる場合があります。※季節食材の都合などにより、メニューを変更または終了する場合がございます。※なくなり次第終了となる場合があります。※店舗により商品価格に加えて、お通し・サービス料など別途料金が発生する場合がございます。※価格はすべて税込です。※写真はイメージです。■施設概要施設名 :大名古屋ビル Shops & Restaurants所在地 :愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号アクセス :JR・名鉄・近鉄「名古屋」駅より徒歩3分、地下鉄「名古屋」駅より徒歩1分■大名古屋ビルヂング 公式WEB・SNSのご案内大名古屋ビルヂング公式サイト 大名古屋ビルヂング公式Instagram 大名古屋ビルヂング公式LINE 大名古屋ビルヂング公式Facebook 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月26日気象予報士の吉井明子が28日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「バレンタインが近づくとソワソワ」美人気象予報士・吉井明子、ホットチョコドリンクで優雅な午後のひととき「今日は…NHKラジオ『Nらじ』18時〜よろしくお願いします」と綴り、自身が写った写真1枚をアップした。春を思わせる桜井とのトップスをまとい、優し気に微笑む吉井が美しすぎると話題になっている。 この投稿をInstagramで見る 吉井明子(気象予報士)(@akiko_yoshii_sunny_rain)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「今日も最高に美しい」といったコメントが寄せられている。
2025年01月28日気象予報士の吉井明子が21日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「大雪や猛吹雪に警戒です。」美人気象予報士・吉井明子、美しすぎる眼福ショット3連発でこの先天気に注意喚起「フォロワーの皆さまが50,000人の大大だーい家族にありがとうございます✨本当に初めのころからフォローして下さっている方も、最近知ったよ!という方も、戻ってきてくれた方も…感謝の気持ちでいっぱいですラジオから辿り着いた方もいてくださって嬉しいです」と綴り、富士山バックの自身の写真2枚をアップした。10月29日の投稿ではフォロワー数49,000人に達したことを報告していた吉井。2カ月足らずで1000人のフォロワーを獲得し、見事50,000人達成となった。10月の投稿では50,000人達成のあかつきには「インスタライブ」を行うと予告しており、「ということで!年内にインスタライブをしますまたここで告知させて頂きますので、これからもこまめにチェックしていてくださいね✨フォローまだの方は今からしてくださいねっ皆さんとお話できるのを楽しみにしています」と、ファンにとって大変うれしい投稿となった。 この投稿をInstagramで見る 吉井明子(気象予報士)(@akiko_yoshii_sunny_rain)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「おめでとうございます。益々の盛り上がりを期待しています。」といったコメントが寄せられている。
2024年12月21日気象予報士の吉井明子が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「幻日って知ってる?」美人気象予報士・吉井明子、"1年半ぶりの幻日"目撃に気象解説始まる!「東京のカラカラ空気に耐えかねて加湿器を使い始めましたちょっと遅すぎるくらいの稼働」と綴り、自身が写った写真数枚をアップした。パープルの艶やかトップスをまとった、吉井の色っぽすぎるショットにファンもメロメロのようだ。 この投稿をInstagramで見る 吉井明子(気象予報士)(@akiko_yoshii_sunny_rain)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「エレガント明子サン」といったコメントが寄せられている。
2024年12月12日萩原利久と河合優実が出演する『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の新たな出演者が発表された。監督・脚本を大九明子が手掛ける本作は、ジャルジャルの福徳秀介が2020年に発表した恋愛小説の映画化。冴えない大学生・小西徹(萩原利久)と、小西が恋に落ちる桜田花(河合優実)の物語を描く。小西を演じる萩原利久とヒロイン桜田役の河合優実のほか、小西のバイト仲間・さっちゃん役に伊東蒼、小西の唯一の友人・山根役に黒崎煌代の出演が発表されていたが、この度新たに脇を固める出演者が明らかとなった。主人公・小西と桜田がよく訪れるカフェのマスターを演じるのは、安齋肇。独特の存在感でふたりが距離を縮めていく様を見守っていく。浅香航大はさっちゃん(伊東蒼)の父親を演じ、浅香がギターを演奏するシーンは本作の見どころのひとつとなっている。小西とさっちゃんを優しく見守るお姉さん的存在である、夏歩を演じるのは松本穂香。さらに、小西とさっちゃんのバイト先である銭湯の店主・佐々木を古田新太が演じる。マスター役/安齋肇コメント人生最高の体験をありがとうございました。四年ほど前、深夜番組から縁のなくなったクソジジイにキラキラとしたこの作品のオファーをいただいた時は、生意気にもお断りしようと当然思っていました。門外漢の自分は“だいこん”だと、充分自覚していたからです。あの日、粘るスタッフの説得に負けて、本当に良かった。僕は試写室で泣きました。映画の熱量に泣きました。そお、生きていたらいいこともあるんだね。生きていたら。さっちゃんの父役/浅香航大コメント福徳さんの原作を、見事に脚本に落とし込んだ大九監督の作品の一員になりたいと思いました。言葉や表現の一つ一つがユニークで、観終わる頃には作品の世界に浸っていました。自分は久々にギターに挑戦しました。音楽も素敵なので是非劇場で、ご覧ください。夏歩役/松本穂香コメントジャルジャルさんの1ファンとして、そして原作の小説のファンとしてとても嬉しいお話でした。前々から、実写化する際はぜひ参加させてください!どんな役でもお願いします~!と福徳さんとお話をさせていただいていたので、まさか本当にそれが叶うなんて、、、!と未だにフワフワと実感がありません。原作に流れる温かい空気を、この映画でもきっと皆さまに感じてもらえると思います。ぜひお楽しみに!佐々木役/古田新太コメント人のいい風呂屋の親父をやらせていただいた古田です。萩原とは初めてだったが、優実と蒼は2回目の共演だ。前回の共演では2人とも死んでしまう設定だったけど今回はどうなんだろう。素敵な青春劇になってますように。『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は2025年4月より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は 2025年4月、全国にて公開予定©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
2024年10月29日気象予報士でNHKの番組にも出演する吉井明子が16日、自身のインスタグラムを更新。【画像】NHK気象予報士・久保井朝美「夜空に映える」白コーデも可愛いと話題!「写真は先日の『週刊4Kふるさとだより』のときのです金木犀の香りがようやく漂ってきています。」と綴り、自身が写った写真2枚をアップした。最近ようやく開花し、街中に香りを届けているキンモクセイカラーのトップスに身を包み、上品な笑顔でこちらを見つめる吉井が美しいと話題だ。 この投稿をInstagramで見る 吉井明子(気象予報士)(@akiko_yoshii_sunny_rain)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「背筋がピーンと伸びた綺麗な姿勢で相変わらずの美しさ」といったコメントが寄せられている。
2024年10月17日注目俳優・河合優実が連続ドラマ初主演、『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が演出と脚本を務める作家・岸田奈美によるエッセー原作のドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」。この度、新たな出演者が発表された。主人公の岸本ファミリーを、遠からず近からず見守るのは個性的なメンバーたち。河合さん演じる主人公・岸本七実の友人・天ヶ瀬環役に、大河ドラマでの好演も記憶に新しい福地桃子。そして、七実たち岸本家に荷物を届ける配送業者として一家と交流する陶山克哉役に、数々の映画やドラマで活躍する奥野瑛太。さらに七実が後に出会い、作家を目指していくのを応援するのは、これまで本作を演出する大九監督作品で印象的な役を演じてきた俳優たち。七実の才能を見出し作家への道を勧める小野寺柊司役に、林遣都。テレビプロデューサー・二階堂錠役には古舘寛治、そして編集者・末永繭役は山田真歩が演じる。【福地桃子 コメント(七実の友人・天ヶ瀬環役)】天ヶ瀬環役を務めさせていただくことになりました。クランクインしてからは少し時間が経っているのですが、はじめて撮影に参加した日に河合優実さんから「大九監督の表現がとても豊かで愉しい」というお話を聞いてこれから作品に参加することへの興味を更に貰えたようなやりとりを二人でしたのを覚えています。オリジナルキャラクターということで愛に溢れた、このドラマに環として少しでも温もりを添えることが出来たらとても幸せなことだなあと思います。もうすぐ沢山の方に観ていただけるのが嬉しい気持ちです!【奥野瑛太 コメント(配送業者・陶山克哉役)】岸本さんの区域を担当させてもらってますミナト運輸の配達員・陶山です。日々たくさんのお荷物の受け渡しをしておりますと、ふと自分は「誰から何を受け取って、誰に何を渡せているのか」とそこはかとなく思う時があります。きっと僕自身、岸本家の玄関先で、目には見えない“明るさと元気”を受け取ってまた次の配達に向かっているのだと。岸田さんのご家族のお話を通して、たくさんの感情と明日へ向かうエネルギーを受け取りました。今度はそれらをドラマでお届けに伺います。【林遣都 コメント(小野寺柊司役)】また大九組への参加が決まりウキウキしています。脚本は涙なしでは読めませんでした。自分の家族に思いを馳せながら、沢山笑って沢山泣きました。大九さんをはじめ素敵なキャストスタッフの方々の手によって、どれほど愛らしく豊かな作品になるんだろうと完成が楽しみで仕方ありません。今回僕は「小野寺柊司」というかっこいい名前の男を演じさせていただきます。きっとかっこいい役になると思います。ご期待ください。【古舘寛治 コメント(テレビプロデューサー・二階堂錠役)】いや脚本が面白い!俳優としてはそこが最重要なので、そこでまずガシッと掴まれました。いわゆる浪花節な御涙頂戴ではないのに泣ける。笑えて、泣ける。それは岸田さんの原作を丁寧に脚本にしたからなんだろうな~。これはもう期待大です。僕も自分の期待に応えられるような仕事をしなければ…自分に返ってきた…よし!地道に頑張ります!【山田真歩 コメント(編集者・末永繭役)】岸田奈美さんコラムを読んでいたら、彼女のお父さんの言葉が出てきた。「世の中がおもろくないなら、世の中をおもしろくすることは諦めろ。自分がおもろいと思うことを、世の中に送り続けろ。」と父は娘に語ったという。自分が「面白い」と思うことをちゃんと信じて発信し続けるのは、実はとても勇気のいることだと思う。でも、そういう人の背中に勇気をもらう人も沢山いる。私もその一人だ。<あらすじ>岸本七実(河合優実)は高校生。学校では、きらきらした一軍女子たちの輪に入れずに、今日も天ヶ瀬環(福地桃子)と授業でペアを組まされていた。いささか自意識をこじらせながら暮らしていたある日、母のひとみ(坂井真紀)から連絡が入る。ダウン症の弟・草太(吉田葵)が万引きをしたかもしれないというのだ。七実の、ありえないことが次々と起こるてんやわんやな日々が続いていく…。大好きだった父・耕助(錦戸亮)の死、あまりにマイペースな祖母・芳子(美保純)との生活など、様々な出来事と向き合い、必死で笑い飛ばし、時々涙しながら、七実は「作家」としてブレイク…する予定で――。プレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は5月14日(日)毎週日曜22時~NHK BSプレミアム・BS4Kにて放送(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月24日値上がりラッシュで、ますます重要になる節約。芸能界屈指の倹約家・松本明子さんが日々行っているという、明るく楽しい節約ワザを聞きましたーー!「財布には、衝動買い対策のために5,000円ほどしか現金を入れません。それを超える値段のときは、まず一晩、二晩、“本当に必要なのか?”って、じっくり考えるんです。あ、それじゃあ、もはや“衝動買い”とは言いませんよね。ギャハハハハ。そうそう、感熱紙のレシートは、文字が印刷された面で爪を磨くとツルツルになるので、ネイルサロンいらずなんですよ!」カバンから取り出した長財布の中身を見せながら、節約トークが止まらないのは、タレントの松本明子さん(56)。節約が楽しくてたまらないという松本さんには「日々もったいないと、モノを大切にして、小さな得を喜ぶ」節約スピリッツが、親子3代で脈々と受け継がれているという。「祖母から、代々ですね。もはや家風。小学校、中学校のときもお小遣いは月々まとまった額をもらうのではなくて、必要に応じて支払われるシステムでした。ノートを買いたいと申告して100円、百恵ちゃんのレコードが買いたいと申告して600円をもらって、領収書を書かされましたね」モノの価値を実感するための、英才教育が施されていたのだ。そんな松本さんを、さらなる節約道に邁まい進しんさせたのは、デビュー当時のある出来事がきっかけ。「83年デビューなんですが、1年先輩に明菜ちゃんやキョンキョンなど“花の82年組”がいて、全然ヒットが出せなかったんです。どうやって売り出していったらいいのか試行錯誤していたとき、(笑福亭)鶴光さんと(片岡)鶴太郎さんの生放送番組で、2人に乗せられるように4文字の放送禁止用語を言ってしまったんです」その瞬間からスケジュールが真っ白になり、約2年、芸能界から干されてしまった。■先輩アイドルの海パンをフリマみたいに販売!当時、所属事務所の寮に住んでいた松本さん。ほとんどのタレントが売れて退寮するのに、21歳になって寮が取り壊されるまで、雑種犬のロンと居座っていたという。「ようやく家賃5万円の中野のアパートに引っ越すとき、寮長さんが不憫に思ったのか『プレハブの物置に、先輩たちが置いていった私物があるから、必要なものを持っていきなさい』とプレゼントしてくれたんです」そこには、ザ・リリーズが撮影などで使用したテニスウエアやラケット、あいざき進也がはいた海水パンツまであったとか。「アイドルグッズは売れるんじゃないかと思って、それを全部いただき、フリーマーケットみたいにして売ったんですね。結局そんなに高くは売れませんでした(笑)」芸能界の浮き沈みの激しさを実感することで、モノを無駄にしない精神はさらに磨かれることに。その後の人生では、まるで呼吸をするように節約しているという。「水を出しっぱなしにする感覚がないので、お風呂では湯船のお湯で体を洗います。夫、息子に続いて入ると、水深20センチほどに減ってしまうので、寝転ぶようにしてつかってるんですよ(笑)」■アクリルセーターは台所スポンジに転用!消耗品をしっかり使い切るのは大前提。そうでないものも、使い古したら、別の用途に転用する。どうしたら再利用できるのかを考えるのも、楽しいという。「伝線したストッキングは拭き掃除に使うばかりではありません。クシャクシャにした古新聞を筒状にして先っぽをL字になるように折り曲げ、仕上げに伝線したストッキングをかぶせれば、とてもいい具合いのブーツキーパーになります。しかも新聞紙が湿気を吸い取ってくれるんです。着なくなった、アクリル糸が入った手編みのセーターは、一回全部ほどいてからざっくり編み直して、台所用スポンジに。油汚れを取ってくれるので、もうバッチグーですね!」一度の買い物で、二度楽しむ節約術は、野菜でも実践。「かいわれ大根とか豆苗は、1回使っても、根元のスポンジに水を浸しておくと、1週間とか10日くらいでニョキニョキ伸びてきます。まあ、おいしく食べられるのは2回くらい。3回目はもう弱くなってなかなか伸びないですけど」日々、1円単位の節約を積み重ねているが、必要な出費は躊躇しない。「共演者の方の誕生日のプレゼントとか、スタッフの皆さんに差し入れするお菓子とかには心を込めたいので、出し惜しみしないっていうのがモットーですね」カネは天下の回りものとばかりに、それが次の仕事につながり、好循環を生み出しているのだ。「だから自分の身の回りのことにおいては、身の丈に合ったことで十分だと感じられるんです。毎日健康で、毎日笑顔で、毎日楽しく仕事していられるから、ストレス買いとは無縁なんでしょうね」
2022年04月23日主演の篠原涼子をはじめ、中村倫也、関水渚、岩田剛典、向井理、高橋克実などオールスターキャストが集結した抱腹絶倒の群像コメディ映画『ウェディング・ハイ』。脚本は芸人、タレントとして活躍するほか、向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど脚本家としても才能を発揮するバカリズムで、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で数々の賞を受賞し、映画ファンから絶大な支持を集める大九明子がメガホンをとった。そんな本作に隠れた見どころポイントを、大九監督による演出の観点から解説する。▼登場人物全員が好きになる!魅力的なキャラクターたち大九監督作品ではこれまで、自分の周りにもいそうな、どこか鬱陶しいけど憎めない愛すべきキャラクターが多々登場してきた。本作でも、流されやすい新郎(中村倫也)に天真爛漫だけど実はしっかり者の新婦(関水渚)をはじめ、クセ者参列者たちに振り回されながらも、最高の結婚式を贈ろうと奔走するウェディングプランナーの中越(篠原涼子)の姿は思わず応援せずにはいられない。結婚式という身近なテーマだからこそ、新郎新婦、友人、親族どの立場の人が観ても楽しめ、スクリーンに映るキャラクターに自らを投影し感情移入することができる。また、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で大九監督と組んできた片桐はいり演じる新婦の恩師は、大九監督の希望で脚本に追加されたキャラクター。監督は「自己実現に忙しい男性たちの中に、毛色の違う女性キャラクターとしての片桐はいりさんの役を書き下ろしてもらいました」と明かし、新婦の幸せを真っ直ぐに願う素敵なキャラクターが誕生した。▼役者のポテンシャルを最大限に引き出す「画面に映るものすべてを面白くしたい」と語る大九監督。事前にカット割りはほとんど決めず、撮影で俳優が面白い芝居をしたら、すかさずそれをカメラに収めていくスタイルをとっている。本作でも、振り切った演技を見せた岩田さんのポテンシャルを引き出しているが、彼が活躍する後半の怒涛の伏線回収でも、やりすぎないギリギリの笑いのバランスを保っている。さらに、関水さん演じる新婦・遥に関しては、街でばったり大輔(前野朋哉/岩田さん演じる元カレ・裕也の親友)と会うシーンで早口で軽やかな嘘をつく関水さんの演技を受け、天真爛漫な中にも芯の強さを持つ新婦のキャラクター像が作られていった。▼結婚礼賛に終わらないウェディング・エンターテインメント監督が「ウェディングという日常の隣にあるようなものが舞台の映画ですから、不用意に観た人を傷つけることがあってはならないと思いました。誰一人として孤独な気持ちで帰ることのないように、という想いを込めて作りました」と語るように、結婚がすべて!と全肯定するわけではなく、“人生にはうまくいかないこともあるけどそれでも良い、大事なのはどんな選択をしたとしても、その人が幸せであること”というメッセージが込められている。また、中越と彰人・遥夫妻が結婚式場で打ち合わせをするシーンでは、同性のカップルが式場の下見をしている姿が映り込み、固定観念にはとらわれない、という監督の想いが随所に散りばめられた映画となっている。『ウェディング・ハイ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月27日『勝手にふるえてろ』(2017)、『美人が婚活してみたら』(2019)、『甘いお酒でうがい』(2020)、『私をくいとめて』(2020)など、人生の様々な局面でもがき、葛藤しつつ、生きる道を模索していく女性の姿を描いてきた大九明子監督。近年、映画のみならず「時効警察はじめました」、「捨ててよ、安達さん。」、今年1月より放送中の「シジュウカラ」などの話題のドラマに脚本や演出で参加しており「大九監督の作品なら見たい!」というファンも多い。とはいえ映画界、ドラマの世界全体に目を向けると、大九監督のように毎年のように作品を発表することができている女性監督は決して多いとは言えない。長く世界で活躍してきた河瀬直美に、2度にわたって日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞している西川美和をはじめ、蜷川実花、三島有紀子、タナダユキ、荻上直子、山戸結希……など、独自の世界を紡ぎ出すクリエイターとして、大九監督同様に高い評価を受け、知名度やファンを獲得している女性監督はここ十数年で着実に増えているのは事実である。その一方で、2000年~2020年の21年間に発表された映画の中で興行収入が10億円を超えた作品は796本で、そのうち女性監督による作品は25本、割合にしてわずか3.1%だったというショッキングな現実も発表された(非営利団体「Japanese Film Project(JFP)」の調査による)。さらに先日、男性映画監督によるキャスティングをちらつかせての性行為の強要・暴行事件が明らかに。女性の地位向上、ハラスメントの根絶、労働環境の改善など映画界が向き合うべき課題は多い。映画の世界で働く人々に話を伺う【映画お仕事図鑑】。今回は3月が女性史月間(Women’s History Month)であることにちなみ、先日、最新作『ウェディング・ハイ』が公開を迎えた大九監督に、映画界における女性監督の地位や劇中における描写などについて話を聞いた。――いきなりですが大九監督はご自身が“女性監督”であるということを意識される(させられる)ことはありますか? 批評家や観客から作品について「女性ならではの視点」といった言葉で評価されることも多いかと思いますが…。私自身が“女性監督”であるということを意識することは全くなくて、というのも、私はこれまで女性としての人生しか送っていないので、私の作品が「女性としての人生を送ってきている私」が作っている映画になってしまうのは必然だと思います。ことさら「女性監督としての視点を盛り込まなきゃ!」ということを意識することはありませんが、知らず知らずのうちにそうした視点を盛り込んでるところはあると思いますし、あくまでも呼び方として「女性監督」と呼ばれているな…くらいにしか自分の中では捉えていないですね。――20代後半で映画美学校に通われて映画監督を志した当時は、女性の映画監督の数も現在ほど多くはなかったかと思います。キャリアを積み重ねていく中で、女性を取り巻く環境も少しずつ変わってきたかと思いますが、ご自身の意識にも変化はありましたか?若い頃はただがむしゃらに自分のことだけをやっていたので、その点については、昔のほうが意識や自覚が希薄だったなと思います。ただ、本数を重ねてきて、長く映画というものに関わり続けている中で、ふと気づけば、女性で映画監督であるという人間が、男性の映画監督よりも圧倒的に少ないというのを考えさせられるように年々なってきました。そのとき、これは私だけの問題ではないんだといろんなことを受け止めるようになりました。例えば、あまりに“女性監督”という視点で見られたり、「女性監督ならではの内容になってましたが…」みたいなことを言われる続けることは、果たしてどうなんだろう?と考えたり…。もちろん一般の観客の方がご覧になって、そう感じるのは自由だと思います。でも、監督と近い立場の人間が、そういった言葉を安易に使っていては、いつまで経っても変わらないなぁというか「そんなに珍しいもんでもないだろ、もうそろそろ」という気持ちになったりしますね。そういう部分に関しては、意識的に変えていかないといけないなという気持ちを抱くようになりました。――特に何かきっかけがあって、そうした意識や自覚の変化があったのでしょうか?漠然と「イヤだ」と思っていたことをハッキリと「イヤだ」と言っていいんだということを、世の流れと共に学習してきたということですかね。作品を依頼されるときに、昔は当たり前のように「女性監督でどなたか探してたんですよ」なんて言われていました。「女性だから依頼されたんだ? へぇ…」という気持ちにこちらがなるということをあんまり考えてないんだろうなぁ…と思っていました。さすがにいまはいないですけどね、そういう言い方をされる方は。自分がひとりの観客として映画を観る中で「この作品、面白いんだけど、なんかモヤモヤするな…」ということが多々あって、それは女性の描かれ方がすごく偶像的だったり、便利な玩具みたいだったり、神様みたいだったり、お母さんみたいに何でもやってくれる存在になってたり、傷つけられてもにっこり微笑んで許してあげたり…。せっかくこの映画、面白いんだけど、なんかこの女性の描き方がモヤモヤするなぁ…ということはやっぱりまだまだあって、それに対して「あの映画は面白いんだ」と思って、自分でも気づかないことにしていたのを、気づいた私は「あの描写がイヤだ」と言っていいんだと思えるようになったのは、ここ数年で大きな変化として感じています。――先ほど、「女性監督としての視点を盛り込まなきゃ!」ということを意識することはないとおっしゃっていましたが、監督の作品には様々な女性が登場しますが、彼女たちは社会のために戦ったり、正義や使命を背負うというよりは、もっと自然体でニュートラルに、自分の幸せを探しているように感じられます。そうですね。シンプルに「女性である」ということを特に意識していない人間を描いているからこそ、そういうふうに見ていただけるのかなと思います。おっしゃる通りニュートラルにそのひと個人が、幸せになるためだったり、何かの目的のために動いているだけであって「女としてどう見られるか?」ということを意識して生きている人間は一度も描いたことはないですね。――その一方で、大九監督の作品を観た観客からはよく「なんでこんなに私たちの気持ちがわかるのか?」という熱い共感が寄せられます。監督ご自身はそういった声をどう受け止めていますか?それがですね、意外と女性からだけでなく、男性からもそういう声をいただくんですよ。「この主人公は僕です!」とか(笑)。老若男女問わず、海外の映画祭でそういう声をいただくことも多いです。どちらかというと、メインストリームを走らないタイプの人間を描くことが多いので、男性であれ女性であれ自分のことだと感じてくださる方が多いのかもしれませんね。そこに関しても、特に義憤をもってそうした人々を描いているのではなくて、私自身が普段から、そうした人たちのほうに目が行くんですね。性格が悪いんでしょうけど(笑)、成功者とか、うまいことやってる人にはホントに興味ないんで(笑)。むしろ何か問題を抱えてるような人たちのほうが立体的に見えてきて、そっちに吸い寄せられて、そういう人たちばかり描いてしまうんです。本当は男性も描きたいんですけどね…(苦笑)。男性主人公の脚本も書いているんですけど、なかなか作品として着地せず、女性主人公のものが多くなってしまっているんです。――商業映画デビュー作となった新垣結衣さん主演の『恋するマドリ』(2007)の頃から本作『ウェディング・ハイ』に至るまで、登場人物たちが「誰かと生きる」ということ、もしくは「ひとりで生きる」ということを選択するさまを描くことが多いですが、そういったテーマ、題材に惹かれるんでしょうか?誰といようとも、いつでも圧倒的に孤独を感じている――それは私自身もそうだし、登場人物もそういう人たちが多いですよね。誰かといることが安心ということでは決してなくて、結婚したら、その先にまた別の地獄が待っているわけです。ある作品で、臼田あさ美さんが発するセリフで「ひとは生まれながらのおひとり様なので、誰かといるためには努力が必要だ」という言葉を書いたんですけど、それは身をもってわかっていることであり、その努力は本当に大変なことだなと思います。私は映画を作るということを通じて、他人とのコミュニケーションを学ばせてもらっているという思いがあるんですけど、「ひとりで生きること」が正解でもないし、「ふたりで生きること」や「群れをなす」ことが正解でもない――どこにいようとも、人間は孤独であり、常に寂しいものだと思います。質問の答えとして「どういう人を描きたいか?」ということで言うと、満たされていない人を描くということが常にやりたいことなんです。オリジナルの脚本でも原作がある作品でも、書いていくうちにどんどん寂しい人が出来上がっていくんですよ(笑)。いまも、ある小説を原作にシナリオを描いている最中なんですけど、なぜかどんどん寂しい人になっていく(苦笑)。そういう意味で、ひとりでいようと、誰かといようと寂しい人に安心するんですね、自分で作っていて。※以下、映画『ウェディング・ハイ』のネタバレを含む表現があります。ご注意ください。≪映画『ウェディング・ハイ』は、ある一組のカップルの結婚式で次々と巻き起こるトラブルやドラマを様々な視点で描き出したコメディで、脚本をバカリズムが担当。篠原涼子がウェディングプランナーの主人公・中越を演じている≫――篠原さんが演じた中越は、自分が結婚式を挙げた際の担当のウェディングプランナーの仕事ぶりに感動し、彼女が働く会社に転職し、プランナーになったというキャラクターです。ただ、この仕事に誇りを持つ一方で、中越自身の結婚生活は数年で破綻し、離婚という結末を迎えており、かつて憧れたウェディングプランナーは、上司となったらウマが合わず…ということを告白します。この設定はバカリズムさんの脚本に最初からあったんでしょうか?離婚しているという設定は、こちらからバカリズムさんにお願いして盛り込んでもらって、その流れの中で、脚本が戻ってきた際に、上司となったプランナーとは仲が悪いという設定も盛り込まれていました。――先ほどの「人間は常に寂しい」という言葉に通じるというか、この設定にホッとするひとも多いのではないかと思います。そうかもしれませんね(笑)。作っている人間からすると、何かのプロパガンダで映画を作っているわけじゃないし、どこかのとある人間の人生をブツっと持ってきて描いているというくらいの感覚なんですが、それを観た方が、そこで描かれたことを人生の教科書みたいに思ってしまう向きもあって、それは怖いことでもあると思います。そういうことを考えたとき、あまりにツルっとした、形の上であまりにうまくいっている人間を提示して終わるってすごく危険だなと思っていて、そういう意味でもちょっとした毒っ気みたいなものを盛り込みたいなと思いました。些細な設定だし、特に普段の作品であれば、登場人物のひとりがバツイチなんて本当にごく些細なことなんだけど、この映画においては、彼女の仕事がウェディングプランナーであるということがすごく意味を持つなと思ってそうしました。――『勝手にふるえてろ』でやや自意識の強いヒロインの恋を描き、『甘いお酒でうがい』、『私をくいとめて』では独身、“おひとり様”の女性を、そして『美人が婚活してみたら』では婚活女性を描いていますが、本作ではついに(!)、結婚を迎える人々を描いています。どのような思いで本作に臨まれたんでしょうか?そういう意味では、“結婚礼賛映画”にしないことですね。ご依頼をいただいて、私がやるなら、こういう作品だなという形が見えてきて、それを面白いと感じていただけるならぜひご一緒したいとお伝えしました。自分がゼロからオリジナルでこういう物語を作れるかといえばできないと思います。もちろん、笑いの天才・バカリズムさんの書かれた脚本だから、誰にも書けない唯一無二の世界観であることは大前提ですが、結婚式を題材に私がシナリオを書いたら、めちゃめちゃ暗い内容になりますから、絶対に。スサンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』(マッツ・ミケルセン主演)が、私のベストウェディング映画なんですけどめっちゃ暗いんですよ(笑)。だからこういう陽気な映画に関わるチャンスをいただけたのは感謝しています。――制作チームの座組という点で、撮影を担当されたのはこれまで監督が何作もご一緒されてきた中村夏葉さん。そして製作陣に4人もの女性プロデューサーが名を連ねています。そこに関しても、先ほども言いましたように特に「女性が作る映画だから!」ということを意識した部分はないんです。夏葉さんは、何度も一緒にやってきて、お互いに男とか女とかを意識して生きるタイプでもなく、“同志”として組ませていただいています。女性が便利な存在に描かれている部分であったり、夏葉さんも私も「イヤだ」と感じる視点はあるので、そういう部分は絶対に拾いにいかないというコンセンサスは私たちの間でとれています。夏葉さんは、カメラマンとしての技術や知識があるのはもちろんですが、加えて脚本を読み解く力が素晴らしくて、そこは常に信頼しています。脚本に対してめちゃくちゃツッコミますからね(笑)。変な忖度などなしに、言いたいことをハッキリと言ってくださるので、いい距離感で気持ちよく仕事ができるんですね。――女性監督と女性カメラマンのタッグとなると、どうしても「女性ならではの感性が光る…」などといった、安易な言葉での評価も多くなるかと思いますが…。夏葉さん自身、師匠のカメラマンさんが男性だったこともあって「女性らしい画をお願いします」と言われることはないかもしれませんが、評価の際は「女性らしい視点」というのはやはり言われがちですね。そこは、言う人は言えばいいかなというか、不快感というほどの感情はありません。だって私たち、本当に女性なわけで、女性同士で作った作品がこうなっているので、それをどう見るかはやはり見る人次第なのかなと思います。――先ほど「男性も描きたい」とおっしゃっていましたが、どんな男性像を切り取られるのか、見てみたいです。撮りたいですね。でも、先ほど男性監督が描く女性像にモヤモヤするということを言いましたが、その逆のことを自分がしないように気をつけなくてはいけないと思っています。女性が抱く“ファンタジー”で男性を便利に描くようなことはしちゃいけない。それはいま地上波でやっている「シジュウカラ」というドラマで、18歳年下の男の子と大人の女性の恋愛を描いてますけど、そこでもすごく気を付けています。若い男の子を餌食にするような、便利な描き方をしちゃ絶対にいけないな、わけもなく恋に落ちて、みたいな描き方は今回は絶対にしないようにするとか。年の差はあっても、大人同士が惹かれ合う理由がしっかりあって、恋に落ちたと。映画を作るって、必ず傷つく人がいることだと思ってます。何気ない道ひとつを撮っても、そこで誰かが交通事故で死んでるかもしれない。作り手がふとカメラを構えて撮ったもの、それを油断して見てた人が、ここは大事な人が亡くなった道だと思ったらたちまち悲しくなってしまうし、子どもを産めない人の中には、子どもが幸せそうな姿を映画で見たら傷つく人もいるかもしれない。映像って不用意に人を傷つけるものを持っているし、物語なんてなおのことです。大前提として、誰かを傷つけていると自覚してないとやってられない、やってはいけない仕事だと思っています。だからこそ、そこで作り手のエゴになるようなやり方は絶対にしちゃいけないんだとますます思います。ここ数日、男性監督のすごく不愉快な事件のニュースが流れてきて、本当に頭にきたし、いまも頭にきています。こうしたニュースに触れた時、まさに私自身も「女」として経験して来た様々なハラスメントや、犯罪に巻き込まれそうになった経験をふつふつと思い出してしんどくなります。まず己のしんどさを飲み下して、監督として我が身を律する必要も生じてくる。ちゃんと監督という人間が、自分のことに置き換えて、自分の問題として見ていかなきゃいけない、自分も気を付けていかないといけない問題だと思っています。そこは男性だから、女性だからというのは関係ないと思いますし、気を付けながらも面白いものを地道に作り続けられたら幸せだなと思います。――最後に映画監督を志している若い人たちへのメッセージをお願いします。どんどん作ってどんどん恥をかいてほしいですね。恥ずかしいんですよ、ものを作るって。そりゃ誰だって恥ずかしいですよ、自分の中をさらす行為だから。でも、それがだんだん快感になってくるんで(笑)。いまはまだ下手で当たり前なので、いまの時代、スマホで撮れるんだから、ものを紡ぐということを監督になりたい人はやっておいてほしいです。プロになったら、素敵なカメラマンさんや優秀なスタッフに出会えるし、そういうことは後からその道のプロが助けてくれるので、いまは1本でも多く恥をかいて物語を紡ぐことしてみたらいいと思います。(text:Naoki Kurozu)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2022年03月25日1年の延期を経て、ついに「松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ 〜うれしなつかし胸キュンコンサート〜」が開催された。(出演/松本明子、布川敏和、森尾由美、浅香唯、西村知美)日本各地から「映像でこのコンサートを見たい」という熱い期待に応えて、配信が開始された。このコンサートは、松本明子が発起人となり、同時代に活躍したスーパーアイドルたちと華々しい時代の名曲の数々をトークとともにお届けするスペシャルなコンサート。バラエティタレントのイメージが強い松本だが、83年デビューのアイドル。その前年デビューの「花の82年組」に隠れ、不遇の時代を過ごしたといい、「アイドル時代、コンサートをしたことなかったので40年目の初のコンサート」と大喜びだった。デビュー当時の衣装で登場し、デビュー曲『×♀×Kiss』をはじめ往年の名曲を披露した松本は「ワクワクして眠れなかった。アイドル時代は一度もコンサートをしたことがなかったので、うれしい」と喜びを語った。MCで当時の裏話を織り交ぜた布川はシブがき隊の『100%・・・SOかもね!』『スシ食いねェ!』の他、『ジュリアに傷心』(チェッカーズ)などを披露し、「80年代にタイムスリップしたみたいで楽しい。」と会場を沸かせた。森尾由美は『お・ね・が・い』、浅香唯は『セシル』と『C-Girl』をメドレーで歌い、西村知美は『サクラが咲いた』『眠り姫』とそれぞれ自身のヒット曲をはじめ、黄金の80年代の曲で盛り上げた。最後は全員で『なんてったってアイドル』(小泉今日子)を歌い、惜しまれつつも幕を閉じた。懐かしくもあり、当時のパワーをそのまま凝縮したようなコンサートの模様は2月3日(木)までの期間限定なので、会場で楽しんだ方も、会場にいけなかった方も、自宅やお好きな場所でぜひお楽しみいただきたい。【視聴チケット】イープラスにて販売中 【視聴料金】3,000円(税込)【視聴時間】今すぐ〜2月3日(木)23:59まで【公演概要】公演名:松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ ~うれしなつかし胸キュンコンサート~出演者:松本明子(‘83年)、布川敏和(‘82年)、森尾由美(‘83年)、浅香唯(‘85年)、西村知美(‘86年)※括弧内はデビュー年 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日2022年1月23日(日)、「松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ 〜うれしなつかし胸キュンコンサート〜」(出演/松本明子、布川敏和、森尾由美、浅香唯、西村知美)が東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催される。昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となったコンサートが約1年後に開催される!さらに、アーカイブ配信も決定した。公演は1983年にアイドルとしてデビューした松本明子が発起人となり、同時代に活躍したスーパーアイドルたちと華々しい時代の名曲たちをトークとともにお届けするスペシャルなコンサート企画。 発端となったのは、松本明子がTwitterにアップした動画だった。 松本は昨年の緊急事態宣言が発表された際に『これからどうなっちゃうんだろう?』と不安になり、自分と同じ気持ちの人が元気になれる何かができないかな?と考え、『気分を晴らすには歌しかない!』とデビュー曲のサビをアカペラで歌った。これをSNS上でバトンリレーのように繋げたいと、 “不作の83年組”と言われている同期と森口博子に連絡し、同じようにデビュー曲で『#アイドルうたつなぎ』を付けてどんどん繋いでいった。そして、スタートして半年後には、そのバトンは昭和のアイドルだけでなく、平成・令和の現役アイドルへと繋がっていった。松本明子の様々な想いの詰まったコンサート企画は、いよいよ開催される。様々な制限が強いられる世の中、そんな時だからこそ、パワー溢れる「80年代」アイドルの歌声をぜひ聴いてほしい。そして、今回、日本全国どこからでもコンサートに参加できるように、アーカイブ配信が決定!会場で楽しんだ方も、会場にいけない方も、自宅やお好きな場所でぜひお楽しみいただきたい。アーカイブ配信について【視聴チケット】イープラスにて販売中 【視聴料金】3,000円(税込)【視聴時間】2022年1月28日(金)17:00〜2月3日(木)23:59【公演概要】公演名:松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ ~うれしなつかし胸キュンコンサート~出演者:松本明子(‘83年)、布川敏和(‘82年)、森尾由美(‘83年)、浅香唯(‘85年)、西村知美(‘86年)※括弧内はデビュー年公演日時:2022年1月23日(日)【昼公演】13:30開演【夜公演】18:00開演会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール東京都葛飾区立石6-33-1チケット料金:全席指定8,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月14日広瀬アリス主演、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などの大九明子監督が演出を手掛けたドラマ「失恋めし」が、Amazonプライム・ビデオにて2022年1月14日(金)から全10話一挙独占配信スタート。この度、ポスタービジュアルと各話ゲスト出演となる“失恋人”キャストが一挙に解禁された。木丸みさきのコミックエッセイ「失恋めし」(KADOKAWA刊)を原案にした本作。主人公でイラストレーター・キミマルミキを演じるのは広瀬アリス。地元紙に“失恋めし”というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探している。その本作に、各話ゲストとして出演するのは、<第一話>彼氏からプロポーズされると勘違いしてしまった“サバ子”に門脇麦。門脇麦<第二話>結婚式でスピーチをお願いしていた上司に婚約解消を告げる部下に前野朋哉。<第三話>失恋を少しの間だけでも忘れられるようにと会社の先輩にランチに誘われる後輩に小西桜子。<第四話>高校時代失恋したミキが、路上ライブで元気をもらった歌手HARUに三浦透子、<第五話>失恋して元気がないことを気遣う父親と二人でごはんを食べにきている娘に大友花恋、<第六話>長い間想い人だった男性の結婚発表に肩を落とし、女子同士で慰め合うヒトミに紺野ぶるま、<第八話>高校時代の秘めた想いを打ち明けるミキの同級生エイコに深川麻衣。深川麻衣そして、物語の展開のキーを握る、ある人物に林遣都という豪華なキャストが顔を揃える。「ある重要な役を演じています。どんな役かは秘密です」とコメントする林さんの役どころも楽しみだ。林遣都門脇さんが「悲しいことがあっても失恋しても、美味しいものに救われる、そんな瞬間が誰の人生にもある」とコメントするように、失恋とそのときに元気をくれた美味しい食べ物を思い出しながら自分とも重ね合わせることになりそう。そして、レギュラーキャストは、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を井之脇海、ミキが連載する地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという苗字の社員ばかりが集う)の面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが個性豊かでチャーミングなキャラクターとなって集結、近所のお弁当屋の佐藤さんを若林拓也が演じ、本作のスパイスに。第七話、第九話、第十話では、この面々の失恋エピソードが織り込まれていく。各話キャストコメントサバ子/門脇麦(第一話)私自身食べることが大好きなのですが、やっぱり美味しいものにはパワーがあると思います。悲しいことがあっても失恋しても、美味しいものに救われる、そんな瞬間が誰の人生にもある。日常のかけがえのない時間が詰まった作品になっていると思います。こんなご時世だからこそ美味しいもの食べて元気を出しましょう!部下/前野朋哉(第二話)第二話で少し気の弱いサラリーマン役で出演しております。あるお店の、ある食べ物とある人物(お楽しみに!)が彼の失恋ハートを楽にしてくれます。大九組特有のなごみある現場の雰囲気は『失恋めし』というほのぼのとした、でも確実に背中を押してくれる作品と相性抜群です。ぜひご覧ください!後輩/小西桜子(第三話)失恋した後輩女子を演じさせていただきました。大九監督の作品が好きで拝見していたので、今回参加させていただきとても嬉しかったです。失恋した役どころでしたが、撮影では美味しいものを食べて、先輩に素敵な励ましをいただいて、とにかく心がほっこりゆるんだ思い出が強く残っています。失恋した方もしてない方も、美味しいもの食べたい!という前向きな気持ちになっていただけると嬉しいです。HARU/三浦透子(第四話)ハルというシンガーの役を演じました。キャラクターもストーリーも、歌詞もメロディも、愛らしくてあったかくて、のびのびと演じることができました。ミキとハルの思い出の味、とっても美味しかったです!是非お楽しみに!娘/大友花恋(第五話)美味しいものを食べることで、お腹だけではなく心も満たされ温まる経験は、多くの方が持っていると思います。私が演じた“娘”も、失恋の空洞を、食と父からの愛情で満たしていきます。素敵なスタッフ・キャストの皆様との撮影。それだけでも心地よいのに、美味しいご飯をたくさん食べることができて幸せでした(笑)。あの幸せな時間を、完成した映像を見ることで再び味わえるのが、私自身も楽しみです。ヒトミ/紺野ぶるま(第六話)めちゃくちゃ楽しい撮影でした!少しセオリーとは違う失恋の形でしたが、誰しも共感する所があるんではないかと思いました。失恋とは時におっぱいを見られるより恥ずかしいですが、それを話す友達と美味しいご飯とお酒があるだけでいつか絶対いい思い出になる!恋って素晴らしいです!エイコ/深川麻衣(第八話)今回、ミキの高校時代の親友、エイコ役を演じさせていただきました。生きることと食べることは切っても切り離せないもので、人の数だけいろいろな「思い出の味」の記憶があると思います。それはどこで、誰と、どんな気持ちで食べるかによってきっと全然味が変わってくるのだろうと思います。8話は過去と現在を、思い出の味がつないでくれる少し切なくあたたかいお話です。ぜひお楽しみにしていてください!???/林遣都また大九組に参加できたことが本当に嬉しかったです。今回も前回同様、大九監督のワクワクする演出を体感し、楽しい時間を過ごさせていただきました。僕は物語のある重要な役を演じています。どんな役かは秘密です。ぜひ楽しんで観ていただきたいです。「失恋めし」は2022年1月14日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて一挙独占配信(全10話)。2022年7月、読売テレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年12月04日テレビ東京系ドラマ24枠では、来年1月より山口紗弥加主演、大九明子監督がタッグを組んだ「シジュウカラ」を放送することが決定した。本作は、「JOUR すてきな主婦たち」(双葉社)で連載中の坂井恵理による同名漫画。結婚15年目の夫と中学生の息子がおり、幸せな家庭のはずなのにどこか満足できない日々を送る、売れない漫画家・綿貫忍は、引っ越しを機に筆を折る決意を固めた。しかし、ずいぶん前に描いて人気薄だった自作が、知らないうちに電子書籍で大ヒットとなり、新作を描くことに。そこでアシスタントを募集し、22歳の青年・橘千秋に出会う。次第に千秋に心惹かれていく中で、自分自身の虚ろで不確かな人生観と向き合うことに…というあらすじ。山口さんが演じるのは、そんな恋と仕事、同時に訪れたセカンドチャンスに向き合う主人公・忍。「不倫 × サスペンスと聞き、まずはタイトルの『シジュウカラ』を漢字と平仮名に変換しました。『四十からの不倫は、サスペンス』。いただいたお話を有難いなと思いながら、一方で、血に塗れたドロドロの愛憎劇を想像し後退りする自分がいたのも事実です(笑)」とオファーを受けた心境を明かした山口さんは、「若くはなくとも気力・体力ともに充実した40代で不意に訪れた”人生のセカンドチャンス”に戸惑い、悦び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります。だからこそ、原作キャラクターを追いすぎず、私自身のリアリティで演じたい」と意気込む。そして「『ある属性からの、自立』私はこの作品をこのように捉えています。もしかしたら、描かれることの大半が拒絶されるかもしれません。それでも挑戦したいと思うのは、この作品が、どこかの誰かの”突破口”になればと願うから。そしてそれは、私自身かもしれないからです。この作品が、ひとりでも多くの方に届きますように……願いを込めて演じます」とコメントした。さらに、これまで『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで多種多様な女性を描いてきた大九監督は、山口さんについて「初めてお会いした日は雨でしたが、山口さんはいつも太陽があたってるみたいに眩しそうな目で、ずっとニコニコしていました。40歳から人生を獲得し直す、忍という主人公を一緒に作ってゆくのが楽しみです」と印象を話し、「結婚している人の恋愛をはじめて描きます。忍とどこまで突っ走れるのか。お見届けいただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。▼「シジュウカラ」第1話あらすじ結婚15年目。夫・洋平からの夜の営みの誘いを冗談めかして断ると、洋平はため息と共に背を向けて寝始めた。倦怠感、というよりも嫌悪感を覚えてからどれくらいになるだろう。だがこの“幸福な人生”こそが何者かになりたかった私の最終地点…そのはずだった。アシスタント歴20年を超えて夢を諦めた売れない漫画家・綿貫忍は、たくさんの思いを東京に残し地元に戻って筆を置いた。だが皮肉にもその直後、昔描いた人気薄だった自作が電子書籍でバカ売れする。そして「これが最後」だと、再度本気で漫画と向き合うことに。そんな中出会ったアシスタント・橘千秋は、自分を一人の女性として、何より漫画家として敬意を持って接してくれ、忘れていたときめきを感じ始める。ところが“不自然にも”、千秋も忍へ妙なアプローチをかけてくる…。ドラマ24「シジュウカラ」は2022年1月、毎週金曜深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年10月25日振付家・北村明子演出によるダンス公演『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』が、KAATキッズ・プログラムとして、KAAT神奈川芸術劇場で7月12日に開幕。この度、北村の開幕コメントとゲネプロ舞台写真が公開された。本公演は、「夏休み」をテーマに、コンテンポラリーダンスの新たな表現に挑戦し続ける北村と、現代美術家の大小島真木がタッグを組んだダンス作品。北村は2018年に、KAAT DANCE SERIES『土の脈』を上演。インドの作曲家や、カンボジア・インドネシアのダンサーなど文化の異なるアーティストとの作品創作を通じ、人間の根底にある言語以前の記憶を呼び起こす表現に挑戦した。本公演では、子どもたちに向けて言語を超えた身体表現を披露する。また大小島は、自然と生き物をモチーフに、身体や生命について訴えかける作品を数多く手がけてきた若手の美術家。子どもたちに様々なイメージを沸き起こさせる舞台美術を作り上げている。ゲネプロ舞台写真では、そんな個性的なステージの上で、ダンサーたちが躍動する瞬間が切り取られた。北村のコメントは、以下の通り。北村明子(振付・演出)コメント私にとっては初めてのキッズプログラムへの挑戦。今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした。今回は、ご来場いただく皆さんと一緒に踊る時間も私にとっては最大の楽しみとなっています。ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います!ぜひ私たちと一緒に踊りに来てください!」KAATキッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』2021年7月12日(月)~19日(月)KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>振付・演出:北村明子美術:大小島真木音楽:横山裕章照明:高田政義音響:星野大輔衣裳:池田木綿子演出助手:福岡聡舞台監督:川口眞人出演:柴一平清家悠圭岡村樹黒須育海井田亜彩実永井直也企画製作・主催:KAAT 神奈川芸術劇場チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード: 506-128)
2021年07月14日『恋人たち』『ぐるりのこと。』の橋口亮輔や、『娼年』『愛の渦』三浦大輔、『私をくいとめて』『勝手にふるえてろ』大九明子、そして新鋭・谷口恒平といった映画監督陣を迎えた異色の恋愛オムニバスドラマ「初情事まであと1時間」が放送決定。1~4話に出演するキャストも明らかになった。恋人たちが初めて結ばれるまでの直前1時間。近づきたいけど近づけない、近づかないはずだったのに近づいた。心も体も裸になってつながるまでの、めくるめく恋と性の駆け引き。可笑しくて切ない、不器用でメンドクサイ、だけどどうしようもなく愛おしい、アノ瞬間を切り取った恋愛オムニバスドラマが誕生した――。演出は豪華監督陣、多彩な恋愛事情を赤裸々に描き出す6年ぶりの新作となる橋口監督は第89回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位をはじめ数々の映画賞に輝いた『恋人たち』、報知映画賞最優秀監督賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(木村多江)を受賞した『ぐるりのこと。』など、国内外で高い評価を受けている。ドラマの脚本を手掛けるのはNHKドラマ「みちくさ」(06)以来、15年ぶりとなる。橋口亮輔コメント一線で活躍する若手人気俳優から無名の役者までヴァラエティに富んだキャストとのお仕事を楽しみに撮影に臨みました。可笑しくて切ない、少しだけHな肩の凝らないドラマを目指しました。三浦監督は、作・演出を手掛けた舞台を自ら映画化した『娼年』や『愛の渦』が話題となり、舞台「物語なき、この世界。」(今夏上演)や同名舞台の映画化『そして僕は途方に暮れる』の公開が2022年に控えるなど、劇作家・演出家・映画監督として躍進を続けている。三浦大輔コメント橋口亮輔監督からお声掛け頂き、これはやらないわけにはいかないと二つ返事でOKしましたが、脚本執筆、撮影、編集、全てが時間との戦いになりました(苦笑)厳しいスケジュールの中、素晴らしい演技をして下さったキャスト、そして、尽力して下さったスタッフの皆様にこの場をお借りして感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。自分らしい「初情事」をポップにエロく、描けたような気がしています。是非、ご覧下さい。また、『勝手にふるえてろ』、そして『私をくいとめて』が東京国際映画祭で観客賞に輝き、さらに『私をくいとめて』は第30回日本映画批評家大賞で監督賞・主演女優賞(のん)をW受賞。松雪泰子主演で40代独身OLの日々を描いた『甘いお酒でうがい』など、現代社会を生きる主人公のリアルをユーモラスに描く作風に定評がある大九監督。大九明子コメント人に触れるのも、触れられるのも、実際すごく難しい。それをこの1年、ウイルスに振り回されながら再認識している。こんな時代にセックスなんていう恐ろしいものに挑む二人を応援したい。だから今回ほど、描いたカップルたちの幸せを祈ったことはないかもしれない。おかげさまで、私史上初めて、この二人きっと一生別れないな、と思えるカップルも生み出すことができた。幸甚です。そして、『やりたいふたり』がピンク映画ベストテン2019で年間1位を獲得、監督賞に輝いた期待の新鋭・谷口監督が参加。この豪華監督陣が同名コミックを原作に、脚本を書き下ろし監督陣が演出を手掛けている。谷口恒平コメントノッツさんによる「物語の最後に必ず初情事を迎える」という発明的なアイデア。そこから生まれた二次創作を、偉大な先輩監督達とともにお送りします!私は一昨年、登場人物のほとんどがパンツを脱ぐピンク映画を監督しましたが、今回はテレビドラマで裸になるまでのエロスを描きます。キャプチャされた静止画なんかじゃ伝わらないエロさを、視聴者の皆さんと一緒にドキドキしながら見守りたいと思います。原作は「月刊コミックフラッパー」で2016年10月号~2018年7月号まで連載され、情事に向かうカップルのリアルな感情の機微がネット上でも話題となったノッツによる同名漫画。オフ会で意気投合したドール愛好家、人生初めてのH、地元で再会した幼なじみ、姉と妹と姉の恋人、不倫に悩む先輩と恋する後輩、浮気カップル、超不幸体質の女性、片想い渦巻く鍋パーティーなど、多彩なSEX事情を通して浮かび上がる人間模様を赤裸々に描き出す。原作者(ノッツ)コメント原作を元にしたものからドラマオリジナルまで、実写化していただくにあたり各監督の素敵な持ち味を出していただいています。きっとより生々しいいろんな「初情事まであと1時間」が…。自分も今からドキドキです…。初めての愛の営みを目前に控えるカップルに最旬キャストが集結第一話「心の容れ物」(橋口亮輔監督)カスタムドール愛好家の男女を演じるのは工藤阿須加と臼田あさ美。オフ会で出会った2人が互いのドールを前に交わす愛を描く。工藤阿須加(高山聡役)橋口監督とはいつかご一緒したいと思っていたので、とても光栄でした。僕が演じた高山はカスタムドールが趣味で、人形と向き合ったときに初めて自分を知ることが出来た人間です。人には色んな出会いがあって、それぞれ嗜好があって、それは日常に溢れている。人の心が動く瞬間は見ていてすごく面白いですし、スピーディーな展開も見所なのできっと楽しんでもらえると思います。臼田あさ美(相田美智子役)短い撮影時間の中で、ひとつひとつ大事に、自分の知らない世界に心の違和感を無くすような気持ちで過ごしました。橋口亮輔監督の作品に参加できたこと、監督の演出を感じられたことは、これからも私の中で特別なものになります。第一話「心の容れ物」楽しんで頂けたら幸いです。よろしくお願いします。第二話「初体験まであと1時間」(三浦大輔監督)初めて同士の大学生を演じるのは萩原利久と木竜麻生。お互い頭の中はソノことでいっぱいなのにうまく切り出すことができないフレッシュなカップルの物語。萩原利久(隆司役)とてもデリケートなテーマでしたが、なんだか笑ってしまう楽しい台本でした。現場では木竜さん、三浦監督と1つのセリフ、1つの動きまで細かく細かく話しながら撮影していきました。こんなことあったなぁ、こんなやついるのか~ くらいの優しい目で観てもらえたら嬉しいです。ぜひ、観てください。木竜麻生(香苗役)短い時間の中で大きな出来事が起こるわけではないけれど、本人たちにとってはとても切実な問題にフォーカスしたお話です。男の子だけじゃなく女の子も、あまり口には出さないけど興味があったり、わからないけどわからないと言えないとか、なかなかここまで本気で間抜けに一生懸命悩んでいる人たちを見られる機会はないので、これから経験する人にも経験がある人にも、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。第三話「ビフォア」(大九明子監督)故郷で再会した大人の幼なじみを演じるのは、松雪泰子と大森南朋。海辺の町を舞台に酸いも甘いも知ったふたりの静かな愛が紡がれる。松雪泰子(青木役)大九監督の台詞を、一つ一つ大切に紡ぐ様に撮影が進んでいきました。人生の一つのタームを終えた男と女の再会。美しいロケーションの中、穏やかに優しく浸透していく物語…。ふわりとした、優しい余韻が胸に残る、そんな物語です。素敵な大森さんと丁寧に紡ぎました。お楽しみください。大森南朋(上田役)大九監督の作品に出演するのは初めてですが、今回の脚本はセリフが活き活きしていて生々しく、松雪さんと一緒に演じられるのがすごく楽しみでした。現場では安心感のある松雪さんに頼もしさすら感じました。他の「初情事まであと1時間」たちと並んで、この作品がどのように佇むのか、僕らも楽しみです。第四話「姉と妹」(谷口恒平監督)姉の恋人と姉妹を演じるのは望月歩と青山美郷と中田青渚。一つ屋根の下で繰り広げられる姉と妹と姉の恋人の微妙な三角関係を描く。望月歩(芳樹役)「姉と妹」で芳樹役をやらせていただきました、望月歩です。情事の直前を描く作品の中で、姉と妹という少し危ない雰囲気の題材です。その中でも姉妹の考えてることや関係性だったり、その二人と僕の関係だったりを楽しんでいただければ嬉しく思います。是非、ご覧ください。青山美郷(瑞穂役)繊細な心の動きが重なり合う台本で、物語の世界に吸い込まれました。今回、共演させていただいた望月歩さんと中田青渚さん、そして谷口監督の素晴らしい感性に沢山心が動かされ、とても刺激的な時間でした。中田青渚(菜摘役)「この二人がこうなるんだろうな」という作品が他の話では多いと思うのですが、 「姉と妹」は主人公の芳樹が姉と妹、どっちとくっつくかという三角関係のドキドキ感が見どころだと思います。 ぜひこのドキドキを味わってもらえると嬉しいです。ドラマ特区「初情事まであと1時間」は7月22日(木)MBS・テレビ神奈川で初回放送、チバテレ・テレ玉・とちテレ・群馬テレビでも順次放送(全8話)■TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり(全8話)■TELASA&J:COMオンデマンドほかにて見放題独占配信(全12話)(text:cinemacafe.net)
2021年06月09日女優・のんが主演を務める映画『私をくいとめて』が、第30回日本映画批評家大賞にて「監督賞」「主演女優賞」をダブル受賞したことが10日、明らかになった。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作で、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が監督・脚本を務める。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことにする。「第33回東京国際映画祭」(TIFF)の観客賞も受賞した。監督賞を受賞した大九明子監督について、同賞では「誰しもの心にある“ダーク”なところを描きながらも、それを弾けるようなポップさで昇華させる。『私をくいとめて』はまさに“今“を感じさせる、クオリティの高い大九監督の代表作になったといえるだろう」と評価。さらに主演女優賞を受賞したのんについては「脳内に相談役のAという存在を誕生させてしまった31歳のひとりの女性を、これほど説得力を持って演じ切ったのんの演技力は素晴らしかった」と評した。○大九明子監督 コメント監督賞。なんと畏れ多い。何かを作りたくて模索して、映画の道にたどり着いて以来私は、映画作りに夢中です。しかし撮りたいものが私の脳内にどれほど湧いたとて、それを形にしてくれるスタッフ、俳優がいなければ、1フレームたりとも作ることができません。私に、映画監督という立場を与えてくれる全スタッフ・俳優、そして何より、私の映画を観てくださる全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。○のん コメントこの度は、素敵な賞をいただき心から嬉しく思います。演技をする事は私にとって生きる術で、これがなかったら自分は何者にもなれずにモヤモヤとした日々を送っていただろうなと確信しています。そんな私が役を演じて賞をいただけるのは、こんなに幸福な事はないっていうくらいに嬉しい。明日からも元気に演技に励めそうです。これからも楽しく、精進して参ります。ありがとうございます。
2021年03月10日大九明子監督×のんのタッグで贈る映画『私をくいとめて』が、日本映画批評家大賞において監督賞と主演女優賞のW受賞が決定した。全国にて公開中の本作は、都内では3月20日(土)より1週間、下高井戸シネマでの上映も決定している。公開に先立ちワールドプレミア上映が行われた第33回東京国際映画祭では、一般観客の投票で最も多くの支持を獲得し、本年度唯一のアワードとなる観客賞を受賞したことでも話題となった本作。今回受賞が決定した「日本映画批評家大賞」は、今年で第30回を迎える映画批評家だけの目で選んだ映画賞。監督賞は、『勝手にふるえてろ』『美人が婚活してみたら』といった女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九監督。主演女優賞は、脳内に相談役「A」を持つ主人公のみつ子に扮した女優・創作あーちすとののんさんが受賞した。日本映画批評家大賞は、選考理由として「誰しもの心にある“ダーク”なところを描きながらも、それを弾けるようなポップさで昇華させる。『私をくいとめて』はまさに“今“を感じさせる、クオリティの高い大九監督の代表作になったといえるだろう」、「脳内に相談役のAという存在を誕生させてしまった31歳のひとりの女性を、これほど説得力を持って演じ切ったのんの演技力は素晴らしかった」とそれぞれを評価した。今回の受賞に関して大九監督は「監督賞。なんと畏れ多い」と話し、「何かを作りたくて模索して、映画の道にたどり着いて以来私は、映画作りに夢中です。しかし撮りたいものが私の脳内にどれほど湧いたとて、それを形にしてくれるスタッフ、俳優がいなければ、1フレームたりとも作ることができません。私に、映画監督という立場を与えてくれる全スタッフ・俳優、そして何より、私の映画を観てくださる全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました」とコメント。のんさんも「演技をする事は私にとって生きる術で、これがなかったら自分は何者にもなれずにモヤモヤとした日々を送っていただろうなと確信しています。そんな私が役を演じて賞をいただけるのは、こんなに幸福な事はないっていうくらいに嬉しい。明日からも元気に演技に励めそうです」と喜び、「これからも楽しく、精進して参ります」と語っている。なお、同映画祭の2020年度の授賞式は、5月31日(月)を予定している。『私をくいとめて』は全国にて公開中、4月14日(水)DVDリリース。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2021年03月10日芥川賞作家・津村記久子のデビュー作にして、第21回太宰治賞を受賞した小説を、佐久間由衣と奈緒の共演で映画化した『君は永遠にそいつらより若い』が、香港国際映画祭Fantastic Beats部門へ正式出品されることが決定。本作初の海外上映となる。本作は、卒業間近の大学生ホリガイが、なんとなく過ごす日常の中でふとした折に暴力や児童虐待、ネグレクトなどの社会の闇と、それに伴うやり切れない哀しみに直面する物語が描かれる。45回目となる今年の香港国際映画祭は、4月1日から12日にかけて、オンラインとリアルで併催。本作が出品されるFantastic Beats部門は、2018年まで「I See It My Way部門」だったものが、2019年開催時から改称されたもので、若い観客向けの作品を紹介する部門として、日本映画では二階堂ふみや吉沢亮が出演した『リバーズ・エッジ』、大九明子監督×松岡茉優のタッグで綿矢りさの小説を映画化した『勝手にふるえてろ』などが過去に上映されている。出品決定に吉野竜平監督は「大変光栄に思います」と喜び、「日本の片隅に生きる若者たちのとりとめのない日常や苦悩や痛みが海外のお客さんにどう受け止められるのか今からハラハラしていますが、この映画のキャラクターたちは国境を軽々と飛び越える力を持っていると信じています」とコメントしている。『君は永遠にそいつらより若い』は秋、テアトル新宿ほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:君は永遠にそいつらより若い 2021年秋、テアトル新宿ほか全国にて公開予定©「君は永遠にそいつらより若い」製作委員会
2021年03月09日のん主演『私をくいとめて』公開記念舞台挨拶に、のんさん、林遣都、臼田あさ美、若林拓也、片桐はいり、橋本愛、大九明子監督が登壇。脳内相談役“A”の正体が中村倫也と明かされ、美声でサプライズ登場した。上映終了後の熱気が冷めやらぬ中、盛大な拍手に包まれながら、のんさんをはじめ豪華キャスト陣、大九監督が入場し、ひと言ずつ挨拶して舞台挨拶がスタート。まずは主人公・みつ子を演じたのんさんに、MCから脳内相談役“A”とのシーンについて質問が。Aとの会話劇については、「事前録音されたAの声を現場で音声さんに流していただきながら撮影したので、3人掛かりのお芝居でした」と笑いを交えながら回答。さらに、(Aの声の)収録ではのんさんも現場に赴き、実際に対面で掛け合いをしながら収録が行われたそうで、「待ち時間にスタッフさんが録音したAの声で会話してくれたりもして…楽しく撮影ができました。とても良い声でした!」とニッコリ。■林遣都、初の“大九組”は「意外なリクエストが多くて」また、みつ子が想いを寄せる年下男子・多田くんに扮した林さんは、今回が“大九組”初参加。現場でのエピソードを聞かれると、「撮影が終わった後にアフレコ収録があったのですが、いきなり歌を覚えてきてほしいと言われたり、撮影現場でも突然『“ざっぱーん”と言ってみて』と言われたり…(笑)意外なリクエストが多くて、どういうシーンになるのだろうというワクワクがとまらなかったです」と回顧。さらに特に印象的だったというのが、みつ子と車で買い物に出かけるシーンだったそう。「駐車場でのシーンで、監督に急に『(車で)走り回って!』と言われて。びっくりしましたが、自分の中でかみ砕きながら、こんなこと出来るのは映画ならではだなと思い、楽しみました」と冗談交じりに語り、笑顔を見せた。■仕事のできる“イカした”上司役は片桐はいりを「当て書き」今回、舞台挨拶に初登壇となったのが、みつ子の先輩・ノゾミさん役の臼田さん、クセの強い存在感を放つ若手社員で、通称“カーター”役の若林さん、みつ子の“イカした”上司・澤田役の片桐さんの3名。風変わりなキャラクターを演じた臼田さん、若林さんへ役作りについて質問が及ぶと、「原作でノゾミさんは“イケメン祭り”に行くこともあるくらいの大のイケメン好き。ノゾミさんのように私もすごく好きなこといくつかあるので、そういうものに置き換えて“それだったらこういうリアクションになるよな”と考えて演じてみたりしました」と臼田さん。さらに「大九監督から、食堂でカーターを見かけて急いでお味噌汁で口の中をすすぐという、あまりお上品ではない面白い演出もいただきました(笑)」とぶっちゃけ、笑いを誘う場面も。そんな臼田さん演じるノゾミさんに熱烈な想いを寄せられるカーターに扮したのが、「ドラ恋」こと「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~」で話題の若林さん。「カーターの風変わりな性格を動きで表現できるように、撮影ではモデル歩きを意識しましたね。僕も高校時代にかっこつけて歩くことが多かったので(笑)、そのころを思い出しながら演じてみました。そういう風に役を膨らませながら作っていくのがすごく楽しかったです」とふり返り、充実な撮影ぶりを明かした。一方、映画オリジナルのキャラクターとして登場する片桐さんは、「バリバリ仕事も出来て、(みつ子の)憧れの上司みたいな役どころですよね」と役どころを説明しつつ、撮影について「のんさんとは長いお付き合いで、親戚みたいに応援しているのですが、あののんさんが30歳の役を演じる、そしてその上司役というところで、いろんな感慨もありましたね」としみじみ。「(澤田の役どころには)監督の30歳を前にひとりで海外を旅したというエピソードが付け加えられているので、モデルは大九明子だと思い演じていました(笑)」とジョークを飛ばし、会場を盛り上げる。そんな片桐さんに「私がモデルということはまったくないです!」と笑いながら否定しつつも、「みつ子が年の離れた上司と話すときに、知らなかったことを聞いて“へぇ”となるようなシーンを作りたくて、完全に澤田役は片桐さんをイメージして当て書きしていました」と裏話を告白していた。■橋本愛、久しぶりに再会した親友の“変化”を好演さらに、橋本さん演じるみつ子の親友・皐月役についても、“妊婦”という映画オリジナルの設定がされた。「みつ子が“おひとりさま”の半径を広げるとき、親友がちょっと想像とは違う感じに変化していたら(みつ子は)どうなるだろうと思い、皐月に重要な役割を担ってもらいました」という監督の想いが込められていたそう。橋本さんは、「映画では、(皐月の)妊娠をきっかけに、30歳を超えた女性同士特有な独特の感情がにじみ出てくるシーンが、原作とは違う観点から考えなきゃいけないなと感じました」と撮影当初をふり返る。さらに「原作ではあまり笑わないキャラクターとして描かれていますが、みつ子との気まずい空気や確信を突こうとする皐月の努力、みたいなものは笑顔なしで表現するのは難しいかなと思い、原作よりは少しにこやかになっていると思います」と明かすと、監督も「イタリアにいる家族に溶け込もうとしているときの顔と、安心できる親友に見せる笑顔の違いを、“少女みたいな笑顔”で見事に表現してくれました」と称賛していた。■「脳内相談役“A”の中村倫也でございます」声でサプライズ登場脳内相談役“A”は、ちょっとした悩みやご近所トラブルにも正しいアンサーをくれる、みつ子の“心の拠り所“のような存在。もし“A”のような存在がいたら、どんな悩みを相談したいかという質問に、「私は話べたなのですが、初対面の人とも一瞬で仲良くなるのはどうしたらいい?って相談したいです!」と答えるのんさん。すると、突如「あなたの悩みに私がスッキリ回答します」と答えるAの声が!「ゆっくりと”下手“を見てください。次に”上手“を見てください。ね?わかりましたね?」と“スッキリしない回答“を示しつつ、「脳内相談役“A”の中村倫也でございます、こんにちは」と遂に正体が明かされると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。中村さんは「とっても楽しく拝見させて頂きました。女性だけじゃなくて、男性の僕でも“ああ、こういうときあるなあ”と感じられる作品で。“僕自身の中にも脳内相談役Aはいるな“と思いながら、みつ子に寄り添う気持ちで観させていただきました」とふり返り、共感性の高い物語に魅力を感じていた様子。さらに劇中に登場する脳内相談役Aの“実体“については、「むっちり白肌? そこは共通なのかな? そのシーンはですね、非常に笑わせていただきました。意外だったんじゃないですかね、みなさんも」と観客に問いかけ、会場の笑いを誘う。最後には監督も、「Aの正体もようやく解禁できまして、ようやく中村倫也の魅力を伝えられる!とホッとしています」と心境を吐露、イベントは大いに盛り上がりをみせた。『私をくいとめて』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年12月21日映画『私をくいとめて』(12月18日公開)の公開記念舞台挨拶が19日に都内で行われ、のん、林遣都、臼田あさ美、若林拓也、片桐はいり、橋本愛、大九明子監督、中村倫也(声)が登場した。同作は作家・綿矢りさによる同名小説の実写化作で、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が監督・脚本を務める。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子(のん)は、脳内の相談役「A」と一緒に平和なおひとりさまライフを過ごしていたが、ある日年下の営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことにする。第33回東京国際映画祭」(TIFF)の観客賞も受賞した。脳内相談役「A」の声についてはこれまで秘められていたが、すでに予告編などで「中村倫也ではないか」と話題に。この度正式に発表され、のんは「事前に声を収録していただいていて、それを流していただきながら、掛け合いの演技をしました」と撮影を振り返る。「Aの方と、音声さんと、3人芝居。3人掛かりの演技かなと、私は思ってました」と明かすが、「待ち時間とかにみんなが悩んだりとか、話してることに対して、(音声スタッフが)Aの声を出してくれて、答えてくれたりして、そういう楽しく撮影は進んでおりました」と、中村の声で楽しんでいた様子。「素晴らしい返事がたくさんあったので。とってもいい声でした」と称賛した。「もしAがいたら?」という質問には、のんが「私はちょっと話し下手なんですけど、初めて会った方とも一瞬で仲良くなるにはどうやったらいいのか相談したい」と回答。すると「あなたの悩みに私がスッキリ回答いたします。すでに答えは出ているんじゃないですか?」と"A"の声が流れる。「ゆっくりと、下手を見てみてください。次に、上手を見てください。ね、わかりましたね」という回答に、一同は困惑していた。改めて名乗った中村は、声のみの登壇で「今までずっと口止めされてたんですが、『口止めの意味あったんかい』と思いながら口止めされてたんですが、今日解禁できて嬉しいです」と喜びを表す。作品について「とっても楽しく拝見させていただきました。女性だけじゃないんですかね、男である僕も『こういう時あるな』と。僕自身の中にも脳内相談役Aはいるなあと、寄り添う気持ちで見させていただきました」と作品の感想を述べた。さらに「ちょっとねえ、違う"トモヤ"がいたぞと。おや、ムッチリ白肌……そこは共通なのかな? ムッチリ白肌の"トモヤ"がいたぞと笑わせていただきました。意外だったんじゃないですか、皆さんも」と、上映後舞台挨拶ならではの感想も。「面白ければ、ぜひS・N・S(強調)の方などで、ドシドシ拡散していただけると、プロデューサーがにんまりしますので。メディアの皆様も上げ記事をお願いします」と要請した。大九監督は「やっと私も中村倫也という方の素晴らしさをみんなに吹聴してもらえるので、嬉しく思います。"Wトモヤ"ということでどっちも等しく愛しております」と語る。フォトセッション時には、全員で口から「く」の文字が出るポーズを見せていた。
2020年12月19日のんが31歳の“おひとりさま”みつ子を演じる映画『私をくいとめて』。脳内にいる相談役「A」も話題となる中、今回はみつ子を構成する大きな要素のひとつ、様々な遊び心が効いた“みつ子部屋”の秘密が明らかになった。のんさん扮する本作のヒロイン・みつ子は、31歳の独身OL。平日は会社員として働き、休日はイキイキと“ソロ活”を楽しむのが大きな生きがい、というキャラクター。そんなみつ子の部屋作りをするにあたり、美術を担当したのはインテリアスタイリストの作原文子氏。大九明子監督とタッグを組んだ『恋するマドリ』(07)以来で映画作品の美術を手掛けた。作原氏はまず、監督にみつ子のイメージをヒアリングしたそうで、当時を次のようにふり返る。「例えば、“コーヒーと紅茶だったらどっちを飲む人?”とか。印象的だったのは、“みつ子は普段、花を生けない人だと思う”と監督がおっしゃっていたことです。料理に使うハーブくらいは育てるし、小さな盆栽もあるけど、『日常的に花はなくていい』というのは、部屋作りのスタートにおいて重要なポイントになりました」。そんな監督の言葉がヒントとなり、みつ子の性格や癖をインテリアに落とし込んでいくきっかけとなったという。加えて、カーキやグレーなど落ち着いたカラーが多いみつ子の衣装からも大いに参考となったそう。「みつ子は基本、メンズライクでシンプルなものを好む人だと思っていたので、部屋にはグリーンやブルーが自然と多くなっていきました。もともと(みつ子は)美術サークル出身という設定もあるので、家具や小物のセレクトにおいては、デザインや組み合わせのバランスをかなり考えました」と明かす。「決して高価なものばかりではないけれど、自分の好きなものや必要なものを、その時の気分で自分なりにアレンジしていける人、それが私の思うみつ子のイメージです」。また、“おひとりさま”という設定を踏まえたこんなこだわりも。「ベッド前のテーブルや椅子は自由に動かせるアウトドア仕様のコンパクトなデザインを選びました。小物に関しては、決して甘いものばかりではなく、北欧の“ちょっと笑える”アイテムをはじめ、様々な国のテイストをミックスしています」。さらに部屋には、みつ子の親友・皐月(橋本愛)からもらった水彩画が飾られているほか、お気に入りのハンカチやポストカード、食べたサンドイッチの包装紙をコラージュし壁にあしらうなど、ちょっとした遊び心もプラス。ひとりの時間も寂しく感じさせない、まるで自分だけの“城”のような部屋へと変貌させている。思わず真似したくなるような、作原氏のあくなきこだわりと工夫が散りばめられた個性的な部屋といえそうだ。多数のブランドや作家が協力したみつ子部屋。公式サイトでは使用されたインテリアグッズの一部が公開されている。『私をくいとめて』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年12月18日綿矢りさの小説を、大九明子監督&脚本で実写化し現在公開中の映画『私をくいとめて』。この度、本作でその存在感が話題となっているお笑い芸人、岡野陽一と吉住の新カットとコメントが公開された。岡野さんが演じているのは、みつ子(のん)と多田くん(林遣都)の恋の行方を温かく見守る、コロッケ屋の店主。たまに会社で顔を合わせる程度の間柄だったみつ子と多田くんが、急接近するきっかけとなるシーンで登場している。「時効警察はじめました」の特別ドラマ「時効警察とくべつへん 刑事課・ 彩雲真空」以来の大九組参加となった岡野さんは「映画の撮影現場と聞くとピリピリしてるイメージがありますが、大九監督の現場は、監督の人柄かピリピリとは無縁で凄く楽しかったです」と撮影をふり返る。また「僕はひねくれてる故に、イケメンや可愛い人は全員性格が悪いと思っていたのですが、のんさん、林遣都さんが凄く気さくでいい人で僕みたいな者にも人間として話してくれて」と現場の様子を明かし、「今すぐにでも『私をくいとめて2』がやりたいです」と次回作への参加に意欲的だ。そして、「女芸人No.1決定戦 THE W 2020」で優勝した吉住さんは、本人役として登場し、独特の世界観が笑いを誘う一人コントを披露している。吉住さんの出演シーンは、みつ子の心が揺らぐ重要な場面。クランクイン前、監督から「(吉住自身が)どういう気持ちになるか、失礼にあたらないか」などと直接対話を重ねながら作り上げたそう。吉住さんは「大九監督も以前人力舎の養成所に通われていたということで私たち芸人がやりやすい空気を現場で作ってくださり、はじめての映画出演とは思えないほど新宿fu-(人力舎ライブを行う会場)と同じ感じでいつも通りコントをすることができました」と参加した感想を語る。また「のんさんが事前に私のネタを見て知ってくださっていたと監督に伺い感激しました」と言い、「撮影後はお写真を撮っていただいたり、とても自然体な方で、だからこそみつ子なんだなと思いました」とのんさんとの共演についてコメントしている。『私をくいとめて』は公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年12月18日