くらし情報『大貫勇輔インタビュー ミュージカル版『北斗の拳』は「絶対に何かを感じてもらえる、人の心を動かすパワーを持っている作品」』

2021年11月19日 12:00

大貫勇輔インタビュー ミュージカル版『北斗の拳』は「絶対に何かを感じてもらえる、人の心を動かすパワーを持っている作品」

、感動しまくりながら稽古しています。

――ケンシロウの役作りは、どのように進めていらっしゃるのでしょうか。

大貫勇輔インタビュー ミュージカル版『北斗の拳』は「絶対に何かを感じてもらえる、人の心を動かすパワーを持っている作品」


原作や台本の段階であまり作り込まず、板の上に立った時に自分が感じることを大切にしよう、という思いで稽古に臨みました。原作のケンシロウはほとんど表情を変えないから、その時その時で何を感じていたかは、考えるより見つけていくほうがいいと思ったんです。稽古場では、「あ、ここはこう感じるな」「でも待てよ、それはケンシロウじゃなく大貫勇輔が感じてることなのかもしれない」とか、「このシーンでこの感情だと、あとのシーンにつながらないな」とか色々なことが起きていて、今はちょっとずつ調整しているような感じですね。

――演出の石丸さんからは、どんなことを言われていますか?

印象的なのは、ケンシロウが苦悩や葛藤を吐露する冒頭のシーンについてのディレクション。僕が訥々とセリフを言ったら、「もっと情熱的に、色んなことが渦巻いてるように演技してみて」と言われたんです。ケンシロウのイメージからすると意外でしたけど、確かにそうしないと、舞台としては平坦になっちゃうなと納得しましたね。
ただ、それから感情を出すようにしたら、今度は「ケンシロウはそんなに感情表現が上手じゃない」

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