2022年3月24日 07:00
『アイス・エイジ バックの大冒険』プロデューサーが明かす 20年間変わらないテーマとは?
そこからすぐに、あるべきストーリーが生まれてきた。とてもマジカルだった。氷河期の世界というのは、探索する上で、まったく新しい世界だった」と、氷河期を舞台にした『アイス・エイジ』シリーズは、彼女にとっても新境地への試みであったと当時を振り返る。
彼女は「このシリーズに共通するテーマは「家族」。家族は必ずしも血が繋がっていなくてもいい。どこにいても、自分で家族を作ることができる。そういうコンセプトが、コアの部分にある。マンモス、サーペルタイガー、ナマケモノはみんな敵なのに、友達になって家族になる。
このシリーズではいつも「家族」が根底にある」と20年間変わらないテーマは”家族“だと続ける。
1作目では、人間を恨むサーベルタイガーの群れから、人間の赤ちゃんを守るためにマニーとシドが翻弄する旅が描かれ、次第に敵であったはずのサーベルタイガーのディエゴも仲間となり、意気投合。次作では地球温暖化による大洪水発生の危機の中、マニーがメスマンモスのエリーと出会い結婚し、フクロネズミのクラッシュ&クラッシュも仲間入りするなど、血が繋がっていなくとも、本来は敵同士であっても、波乱万丈の旅の中で家族のような関係性を作り上げていくところが見所だ。