『ほんとうのハウンド警部』山崎一×吉原光夫×鈴木浩介インタビュー
こっちだよね(笑)。ムーンとバードブートが軸ですからね、この芝居は。そこが明確になってこないと面白くなってこないでしょうから……頑張って(笑)!
吉原はい(笑)。
――鈴木さんは、同じく劇中劇に登場するサイモンを演じられますが、戯曲を読んでの印象は?
鈴木僕はまず「ト書きがすごく長いなぁ……」って印象と、そのト書きを読んでたらあまりに長いので眠くなっちゃって……(笑)。でも、読み込めば読み込むほど、印象が変わってきて、山崎さんから「浩介、この本、面白いよ。全然難しくないよ。別役さん的な世界観があるから浩介も絶対に好きだと思うよ」ってメールをいただいて、そこからスーッと入ってくるようになったんですよね。物語の構造も。
これはネタバレになるので言えないんですけど、あるヒントを一さんにいただけて「そういう読み方をすればいいんだな」って。
『ほんとうのハウンド警部』ポスター
――主演の生田さんに趣里さん、池谷のぶえさん、峯村リエさんといった女優陣を加えたカンパニーとしての面白さや魅力について、実際に稽古が始まってからの様子なども含めてお聞かせください。
吉原いや、もう最の高でしかないですね(笑)。