2021年7月1日 12:00
LAZYロングインタビュー/ラストアルバム「宇宙船地球号」完全再現ライブ配信決定! 今、再集結する意味とは
そこは敢えて選びました。
――当時、このアルバムを作られていたとき、LAZYは音楽性の大きな変化があり、この作品がラストアルバムとなった訳ですけど、制作時のエピソードなどはありますか?
井上:当時このアルバムを作っていたとき、ヨーロッパで戦争が起こっていた時でもあって、たくさんの人たちが亡くなったり苦しんでいる状況を目の当たりにして、自分たちなりに世の中に対して思う事を書いて曲を作ったというのは大きかったかな。それが「僕らの国でも」。それまでこういう歌詞を書いて出したことはなかったから。こういうことも歌って伝えていきたいというのが、『宇宙船地球号』というアルバムタイトルに繋がっていったんです。
――「僕らの国でも」が大きなきっかけでもあったんですね。
井上:そうですね。すごく大きかったと思います。
高崎:歌詞は伊集院さん(※伊集院静=作詞家としての筆名は伊達歩)が書いてくれはったんやったね。
影山:伊集院さんも泊り込みで歌詞書いてくれてたね。ステテコで(笑)。
――ステテコって(笑)。今の若い子、わかりませんから!
高崎:あははは。でも、そうやったなぁ。このときのレコーディングは、箱根にあったロックウェルスタジオにみんなで泊まり込みで合宿してやってたからね。