2021年11月18日 07:00
岡田将生、32歳の本心「まだまだ足りない。欲深くありたいです」
その上で心が動くのは、やっぱり人。監督であったり、共演者の方であったり、この人と一緒にものづくりをしてみたいという欲が、やりたいことを選ぶときの基準になっています」
『さんかく窓の外側は夜』では森ガキ侑大、『Arc アーク』では石川慶、『ドライブ・マイ・カー』では濱口竜介、『CUBE 一度入ったら、最後』では清水康彦と、ここ最近は30〜40代前半の比較的若い監督と組むことが多かった。
「世代が近い分、感じているポイントが少し似ている部分もあったりして。そうやって現場で監督と意思疎通がとれていくことで、キャラクターも含めて、作品の質が少し上がっていくような感覚はありました。
でもそうすると、今度はまたベテランの監督とやりたいなという気持ちも湧いてきて。いろんな現場を踏むことによって、いろんな人に自分というものを知ってもらいたいっていう欲望があるんです。
そのためにももっといろんな役がやりたい。観てくれた人がクズだなと思う役でも、僕は役者としてやっているだけだから気にならない。
それよりもいろんな役をやって、いろんな現場を踏んで、人間力を上げていきたいです」
もっと自分から動いていいんだ。