2021年11月18日 07:00
岡田将生、32歳の本心「まだまだ足りない。欲深くありたいです」
韓国チームが教えてくれた映画への向き合い方
そんな欲をぶつけたのが、11月19日公開の映画『聖地X』だ。41歳の入江悠監督とのクリエイションもまた岡田将生の役者としての欲を大いに刺激した。
「1ヶ月間、韓国でロケだったこともあり、入江監督と一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりする時間が少なからずあって。そこでよく映画に関する話になったんですけど、監督のおっしゃる映画づくりの想いに、僕自身、同調することがいくつもありました。
それは現場のつくり方もそうなんですけど、たとえばこういう宣伝活動もそうで。多くの人に観てもらうためだったら、時間に限りがある中でも全力で全部やりたいということを監督はおっしゃっていて。それは僕もよくわかるし。
今、監督の『シュシュシュの娘』という映画が上映されていますが、コロナ禍で映画業界が沈む中、少しでもミニシアターを盛り上げようと、このタイミングで自主映画をやられるところにも映画に対する愛を感じました。
僕自身、同じ想いがあるので、今後監督とはそういう話もできたらいいなと思っています」
『聖地X』は、全編韓国オールロケ、さらに日韓融合チームによって制作された。