くらし情報『ー炎のコバケンー 巨匠・小林研一郎が、最後のベートーヴェン全曲連続演奏に臨む!』

2021年11月19日 17:00

ー炎のコバケンー 巨匠・小林研一郎が、最後のベートーヴェン全曲連続演奏に臨む!

会見に出席した、この企画のプロデューサーの作曲家・三枝成彰によると、10時間以上を隣席で過ごす聴衆同士には連帯感も生まれるらしく、「ではまた来年もこの席で!」と1年後の再会を約束して別れる光景も見られるのだそう。初回は3人の指揮者が分担して演奏したが、第2~3回は岩城宏之が一人で全曲を指揮。急逝した岩城追悼の第4回を9人の指揮者が振ったあと、2007年の第5回からはほとんどを小林が一人で指揮してきた(2010年のみロリン・マゼール)。

ー炎のコバケンー 巨匠・小林研一郎が、最後のベートーヴェン全曲連続演奏に臨む!

小林研一郎×三枝成彰
小林気が遠くなるほど凄い企画。三枝先生から1番から9番まで全曲というお話をいただいた時、どうやって逃げようかということだけを考えた。ベートーヴェンは1曲指揮するだけでもヘトヘト。2曲を同時に指揮するのでさえ私の能力では不可能だと思っていたので。もう大丈夫だろうと、コンサートのためにハンガリーまで逃げたのだけれど、そこにオーケストラのコンサートマスターの篠崎史紀さんが来て説得してくださったのに驚き、感動して、引き受けた。
三枝の話では、岩城の没後、誰に指揮を委ねるかを考えた時、オーケストラからも普通の指揮者とはやりたくないという声があり、篠崎に相談して小林以外にはないという結論になったのだそう。

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