2022年2月22日 22:00
加藤和樹×水田航生 尊敬し合う関係のふたりが挑む、愛憎劇『冬のライオン』稽古場インタビュー
(一同笑)顔の表情や雰囲気だけで多くを伝えることが出来る、第一級の役者さんだなと思います。
共演する度に“お近づきになる”
――おふたりは、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(13年上演)と『怪人と探偵』(19年上演)に続き、今回が3度目の共演ですね。
加藤今回の稽古に入る前に、航生に「よろしくね!」と言いました。お互いに支え合っている感じですね。イングランド王家の家族の前に、フランス王としてフィリップが登場するシーンがすごくサマになってる……って言ったらエラそうだけど(笑)、空気をガラッと変えるんですよね。そこはすごいな!と。
水田嬉しい〜。
加藤スタイルがいいし、歩き方に雰囲気が滲み出ていて、航生ならではのフィリップという感じがします。
水田和樹君とは、最初は殺し合う仲で(注:『ロミオ&ジュリエット』で加藤がティボルト役、水田がマーキューシオ役)、次の作品では師弟関係になり、そして今回は……!回を重ねるごとにどんどんお近づきになっていって(笑)。和樹君のリチャードは、まさしく獅子心王と呼ばれる立ち居振る舞いですし、台詞もすごく勢いがあってピッタリです。
――今回おふたりがどんなふうに“お近づきになる”のか気になります!劇場でしっかり目撃したいと思います。