『フジロック'24』電気グルーヴインタビュー【前編】「フェスは、みんなが待ってるものを、ちゃんとやった方がいい」
今年も、電気で出た翌日、GAN-BAN SQUAREでやるんですけど、それも……クラフトワークが出るでしょ? 電気が1日目でクラフトワークが2日目、じゃあもう一泊残る、って言ったら、そこに目をつけたGAN-BANが「やりませんか?」って(笑)。
瀧まあまあ、それは残るべきだよね。
──DJの方で記憶に残っている年ってあります?
石野近々だとやっぱり、瀧のこれ(手錠のポーズ)の年、DJで出た時(2019年)……大根(仁)さんが動画を撮ってたりとかもしたんで、あれは印象に残ってるかな。瀧のおかげで。
瀧うん。
石野感謝してますよ。
瀧残念ながら観てないんだよね、それね。
──あの時は、電気の曲、いっぱいかけてましたよね、普段のDJと違って。
石野あれ、ほんとは電気で出るはずだったけど、DJだったから。電気目当てで心の準備をしてた人たちもいただろうから、それに対してのレスポンスというか、こっちからの。
──では、過去の電気の出演年で、重要なやつをいくつか振り返っていただきたいんですが。最初はやっぱり開催一回目の1997年、暴風雨の中の出演で、石野さんが思わず「みなさん、がんばってください!」