2023年10月12日 08:00
中島健人が語る自身の変化「華やかさを求められてきたけれど、徐々に人間らしく骨太になっていっています」
もうちょっとかっこいい写真が撮りたかったのに、本当にふざけている方です(笑)。
――意外にもお茶目な面が……(笑)。
お茶目ですね!だけど、芝居になるとても怖いので、僕もそういう役者さんになりたいなと思いました。
――堤さんは父親役でもありましたが、親子関係を演じるにあたって、中島さんのお父様のことを思い出すようなこともありましたか?
清治郎は堅物ですが、うちの父はどちらかといえば、フランクに接してくれるタイプですね。とはいえ、本当に怒らせたら一番怖いのは父ですが、普段は友達のような存在でもあります。それこそ僕が学生時代に受験するときも、ずっと車で送り迎えしてくれて、受験が終わってから一緒に焼肉を食べに行った思い出もあって。何校か受けて落ちている高校もあったんですが、その合否を見たあとに、父は「落ちたけど焼肉行くか?」とか、「受かったから焼肉行くか?」とか。合格でも不合格でも、寛容に受け入れてくれる人です。
父は頭が良くて数学ができるので、よく父に勉強を教えてもらっていました。
チャンスをいただけたことが本当に光栄
(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会
――ちなみに、今回、中島健人の新境地というのがひとつのキャッチとなっていますが、ご自身ではどのように解釈されていますか。