くらし情報『『HIGH FIVE 2023』福岡公演オフィシャルレポート Omoinotake×iriが打ち上げた、音楽という花火』

2023年2月17日 18:00

『HIGH FIVE 2023』福岡公演オフィシャルレポート Omoinotake×iriが打ち上げた、音楽という花火

まだコロナ禍の余波で、立ち上がり手拍子や身体を揺らすことは解禁になっても、継続的な声援ができないことが本当に残念だが、着席したままの昨年のそれよりも、はるかにライブ感が蘇った印象を受けた。

『HIGH FIVE 2023』福岡公演オフィシャルレポート Omoinotake×iriが打ち上げた、音楽という花火

iri
ギターを弾きながらディスコサウンドに乗せて切ない恋心を唄う「ナイトグルーヴ」から始まった。その歌声が会場に響き渡ると、会場全体がiriのナイトグルーヴィングへと一気に引き込まれた。音楽に呑まれるように、誰もが自然に身体を揺らす。ライブのスタートダッシュといったところだ。2曲目はギターをおろし、CMソングとしても話題となった「Sparkle」。ソウルフルでパワーのある歌声でありながらも、どこかポップさを感じるのは、『揺れる、肝銘な未来』という不安を抱えつつも肯定的に終える歌詞を、楽しみながら歌う姿がそこにあるからだろう。この人は、本当に楽しそうに歌を歌う。
低音でブルージーな歌声と、英語のようにも聞こえる日本語の歌い方は、まさに音(曲)と歌詞を紡いでいるようだ。続いて沈みがちな心境の時、自らを奮い立たせるために作ったという「渦」。憂いを感じながらもサビで躍動的になる。その感情がダイレクトに身体に入ってくるようだった。

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