くらし情報『『HIGH FIVE 2023』福岡公演オフィシャルレポート Omoinotake×iriが打ち上げた、音楽という花火』

2023年2月17日 18:00

『HIGH FIVE 2023』福岡公演オフィシャルレポート Omoinotake×iriが打ち上げた、音楽という花火

そのまま「24-25」と続きMVの再生回数が2300万回を超える人気曲「Wonderland」で締めくくった。

『HIGH FIVE 2023』福岡公演オフィシャルレポート Omoinotake×iriが打ち上げた、音楽という花火

「ゲストを決める時に満場一致でiriさんに決まりました」

そして、iriから受け取ったライブの高揚感をヘッドライナーのOmoinotakeが登場しデビュー曲の「EVERBLUE」でのっけからトップギアを入れてさらに会場に火を放った。

最初にこの曲を聴いたときに清涼感とポップな感じがお気に入りだったのだけど、ライブで聴くそれが、ここまで“君をさらって行くよ!”感があるとは思いもよらなかった。往年のシティーポップミュージックの表情をしながらも力強く疾走していく声と音楽は、グイグイと彼らのコアスポットに引き込む。よく“沼落ち”というが、Omoinotakeの沼の深さと幸福感は簡単には抜け出せないんだ、と改めて知ることになった。さらに追い打ちを掛けるように名曲「彼方」へ続く。巧妙に構成された楽曲を、透明感と安定感と繊細でありながらも力強いレオの歌声は、彼方まで届いているかのようだ。Omoinotakeは、ギターレスのスリーピースバンド。
ステージには前面に下手からベースのエモアキ、ヴォーカル&キーボードの藤井怜央、ドラムのドラゲ、後方下手にサックス柳橋玲奈、パーカッションぬましょうの配置。

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