ウルフルズ約2年ぶりホールツアー 改めてウルフルズの、トータスの歌力を魅せつけられたロームシアター京都公演【"ネタバレなし"オフィシャルレポート】
という事は、ツアー14本の中でどんどんグレードアップされて、ブラッシュアップライブされる事は確実なので、最初の方のツアーに観に来られた方にも中盤終盤のツアーも行かれる事を絶対にお薦めしたい。
曲目以外の衣装と演出面でも何かを書くとするならば、曲目と一緒で想像以上にシンプルでストレートだということ。まっすぐド直球で必要最低限というか、これ以上は何も書けないし、当たり前だが余分なもの無駄なものが全くない。それで言うと30周年ツアーは歴史を体感し過ぎて、完全に涙腺崩壊な流れもあったのだが、今回は全体的にライトな空気感で楽しく踊って過ごしていた。が、終盤のMCでトータスが32年目のホールツアー&22年ぶりのツアー『ツーツーウラウラ』と話し出して、22年の間にも色々な事があったけど相変わらず汗かいて演奏できる幸せを噛み締める。また、勝手に曲を作って勝手に歌っているだけなのに、何故かエエなと思う人が現れて増えていき踊ってくれるという不思議で変な仕事と自分たちを説明して、みんなが聴いてくれる事に心から御礼を言っての……、あの曲いきなり歌い出しには涙腺崩壊してしまった……。今回は涙腺崩壊タイプのツアーではないと勝手に決めつけはじめていただけに不意を衝かれたというか……。