詩羽、対バンツアーファイナル公演でCENTとのコラボ楽曲のリリースを発表【オフィシャルレポート】
と話し、白黒つけなきゃいけない大人に対し、グレーであること・曖昧であることの重要性を語ると、「自分の中の正しさを常に大事にして生きてほしい」というメッセージを伝え、「自分の中の正義を最後まで貫き通した友人に対するラブソングみたいな曲」として「メリーゴーランド」を披露。ヘヴィなダンスビートに乗せて、孤独や鬱屈をシアトリカルに表現する詩羽のボーカルは、ソロでの真骨頂と言ってもいいかもしれない。さらにMCで語った大人への違和感を〈正義の反対は正義かもね〉と表現する「teenager」、祭囃子風のコーラスが印象的な「あとがき」と続け、さらなる熱狂を作り上げていく。
詩羽
「去年友達ができました!」という紹介でゲストのセントチヒロ・チッチが呼び込まれると、8月に行われた初ライブでも披露された未発表の新曲「bonsai feat.CENT」を披露。スクラッチを絡めたヒップホップビートに乗せて2MCでのクールなラップを聴かせるこの曲はかなりの盛り上がりを見せ、サビではフロアから一斉に手が上がる。曲終わりにふたりがハグをして、12月にこの曲が配信リリースされることが伝えられると、この日一と言ってもいいぐらいの大きな歓声が起きていた。