原作者&監督が語る「⼆宮和也とタングの関係性」とは? 『TANG タング』ブルーレイ&DVD来年1月発売
『TANG タング』
──デボラさんから⾒て、⼆宮さんの健と、タングとのやりとりはどう映りましたか?
デボラ本当にこのふたりの関係性は、私が思い描いていた関係そのものだったと思っています。⽇本版のサブタイトルには「君とならきっと⼤丈夫」とありますが、本当にこの⾔葉通りの関係性がタングと健とのやりとりから伝わってきました。
──原作を拝⾒すると、⽇本の描写も非常に細かく書かれてあって、デボラさんはだいぶ⽇本のことがお好きなのかなと思ったのですが。⽇本から影響を受けた作品などはありますか?
デボラやはり⽇本の芸術とかアートといったものにはかなり影響を受けています。私の夫も⽇本好きで、新婚旅⾏でも⽇本に来ています。とにかくふたりとも⽇本のテレビや映画をたくさん観ているんです。⿊澤明の映画も好きですね。
それから、『深夜⾷堂』も好きですし、わたしの夫は『孤独のグルメ』を気に⼊っています。
仕事を終えた男がいろいろなところに⾏って⾷べるというところが⾯⽩いと⾔っていますね。
そしてスタジオジブリですよね。私が⽇本の⽂化に親しむようになった最初の頃には、『千と千尋の神隠し』など、ジブリ作品をたくさん観ていました。