2022年2月4日 12:00
コロナで2試合中止のSA浦安と埼玉WKが激突! バイウィーク前に真価を発揮するのはどっち?
リスタートとなる第5節でSA浦安がどれだけの強度を見せられるか注目される。
一方、埼玉WKは2週間遅れの開幕を余儀なくされた。コロナ陽性者が続出し、国立競技場でのS東京ベイとの開幕戦、続く東葛戦が中止なった埼玉WKは第3節・横浜E戦に初登場。GR東葛、S神戸を相手に開幕2連勝を飾った横浜Eに対して、埼玉WKはゲーム体力と試合勘が不安視されたが、時計が進むとともに不安を払拭した。
前半こそ、CTBディラン・ライリーのトライなど10-3と重い展開となったが、後半11分に稲垣啓太&平野翔平の両PR(プロップ)、HO坂手淳史主将、FLラクラン・ボーシェー&福井翔大と一気に5枚替え。後半16分にスクラムから豪州代表42キャップのWTBマリカ・コロインベテが抜け、新加入のボーシェー、ウエールズ代表20キャップのCTBハドレー・パークスとつないでトライを奪うと、29分にはSO松田力也がPGを決める。35分には松田が右サイドに張ったWTB竹山晃暉へキックパスをズバリ。終わってみれば27-3。
埼玉WKは持ち前の堅守と個の能力で奪い切る決定力、そして卓越した試合巧者ぶりを見せ付けたのだった。
『トップリーグ』最後の王者にブランクは関係ないと思われたが、第4節は大苦戦を強いられる。