くらし情報『“親しみ”のある主人公を描く。ジェームズ・ワン監督が語る『アクアマン』』

2019年2月9日 10:05

“親しみ”のある主人公を描く。ジェームズ・ワン監督が語る『アクアマン』

でも、これこそがこの映画の最大の挑戦で、本当に本当に大変だった! 観客が“海中の世界だ”と信じられる世界を作り上げるために多くのリサーチや開発をすることになった」

本作の海中シーンでは、キャラクターが水の中を縦横無尽に動きまわるため、カメラも“天と地”の区別なく設置され、それぞれのキャラクターが水の中で動き、移動し、戦う様を、これまでに見たこともないアングルで捉えていく。「水の中でキャラクターが動くとコスチュームや小道具にはどんな影響があるのか? 髪の毛はどんな風に動くのか? 喋った時には口から気泡が出るのか? ……あらゆることを話し合ってビジュアルを作り上げていった。もちろん、音響も! “観客が信じられる世界”をつくることに力を注いだんだ」

ちなみに、ワン監督は観客を“翻弄”する術に長けている男だ。本作ではドラマとアクションの緩急が絶妙で、アッという間にクライマックスまでたどり着く。「僕はキャリアの中でホラー映画を作るトレーニングを受けてきたからね(笑)。シーンをデザインするときでも“観客に少しリラックスしてもらおう”とか“ひと息ついて油断しているからジェットコースターに乗せてしまおう”とか(笑)

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