2021年10月4日 18:00
ラグビー日本代表が次なるステップへ、好調・豪州代表にも稲垣は「勝たないと意味がない」
ジョセフHCは春の代表シリーズの2試合ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦、アイルランド戦の数字に満足していた。
「合宿に来てまず選手たちに伝えたのは、スタッツの部分。2試合の平均したボールポゼッション、テリトリー、ゲインライン、ラグビーの勝敗に必要なスタッツをティアⅠチームと比較して説明した。
結果はさほど変わらなかった。自分たちの方が高い部分もあったし、劣っていた面もあった。ここから自分たちがティアⅠに近付くためにやらなければいけない部分がある。そこで新しいチームのスタンダードを作っていかなければならない。
2019年の『W杯』でもフィットネスやスピードは高いレベルでできた。
特にボールインタイムについてはティア1より長い時間をマークしていた。ボールをしっかり動かすことができれば、我々の方がフィットネスがあるので試合に勝つことができる。『W杯』の時は36~38分のボールインタイムだが、他チームは32分くらいだった。現在ではティアⅠも38分くらいになってきているので、自分たちももっと伸ばしていかないといけない」
今回の宮崎合宿のテーマついてはこう語った。
「(7月の)アイルランド戦はバランスを欠いた部分があった。