2021年10月4日 18:00
ラグビー日本代表が次なるステップへ、好調・豪州代表にも稲垣は「勝たないと意味がない」
また指揮官は19歳のワーナー・ディアンズへの期待も口にした。
「本当に彼は今見てみたい選手であったし、1日目から目を見張るパフォーマンスだった。フィットネステストの結果もよく、200cm、123kgという身体もあり、日本語も堪能。完璧な選手だ。フィジカルももっと成長すると思う。まだ若く経験はないので、2023年についてはまだわからない。今回ヴィンピーがケガをしたように何が起こるかわからないが、彼の将来を楽しみにしているし、興奮している」
同日には選手を代表して稲垣啓太もメディア対応を行った。指揮官と同様に稲垣もチームメイトたちの仕上がりに手応えを感じていた。
「チームのスタンダードが高くなったことを今日1日の練習で実感した。その理由は初日にしてはゲームに対して理解度は高かったし、初めて参加した選手も含めて『相当準備してきたな』という感覚があった。出だしとしては、いいスタートが切れたのではないかなと思う。より質の高い練習が1日目からできたという印象がある」
豊富な運動量を誇るプロップ(PR)は日本代表のスタンダードを高めるために、独自のスタイルを構築する重要性を説いた。
「周りが我々のラグビーを見てどう思うかがキーになるんじゃないですかね。