くらし情報『鈴々舎美馬、憧れの師匠に教わった廓噺と新作落語で会場を笑顔に 『第8回 ぴあ寄席』レポート』

2024年2月7日 18:00

鈴々舎美馬、憧れの師匠に教わった廓噺と新作落語で会場を笑顔に 『第8回 ぴあ寄席』レポート

左より)橘蓮二、鈴々舎美馬


2月4日(日) 東京・らくごカフェにて『第8回 ぴあ寄席』が開催された。

『ぴあ寄席』は、演芸写真家・橘蓮二が今、注目する新進気鋭の芸人を紹介するプログラムで、今回は、2023年11月に二ツ目に昇進したばかりの鈴々舎美馬が登場。古典と新作落語をそれぞれ1席ずつ披露した。

冒頭、橘さんより紹介があった後、美馬さんが登場。マクラでは、学生時代からの憧れである蝶花楼桃花師匠との話を披露。人見知りが過ぎて、同じ落語家になってもなかなかお近づきになれなかったが、真打昇進のタイミングを見計らって桃花師匠のもとに教えを請いに行ったという。その時に教わったのが、この日高座にかけた廓噺の『お見立て』。


鈴々舎美馬、憧れの師匠に教わった廓噺と新作落語で会場を笑顔に 『第8回 ぴあ寄席』レポート


『お見立て』は、吉原遊郭を舞台に、花魁の喜瀬川と田舎農民の客・杢兵衛との間に挟まれ右往左往する喜助の滑稽噺。喜瀬川を可愛いらしさ全開で演じる一方で、無理難題を突き付けられた喜助の慌てふためく様を、その小柄な体からは想像できないほどのダイナミックな動きで表現すると、会場は大きな笑いに包まれた。

仲入りを挟んで、もう1席は新作落語。噺に入る前には、橘さんとの出会いのエピソードも。前座時代、新作落語を披露する機会に恵まれ、初めて創作することになった美馬さん。

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