2022年10月21日 12:00
戸松遥・松岡禎丞が語る『ソードアート・オンライン』の新たな魅力「キリトとアスナの関係性の変化」
そういう人がいるおかげで、クリアできるんだな、ということはすごく感じました。
テレビシリーズだと情報屋の存在は、セリフの中で出てくるだけであまりしっかりとは描かれていないので、どれだけアルゴが活躍していたのかは、今回の映画で知ってもらえるのかな、と思います。
松岡アルゴは良くも悪くも割り切っている人だと思います。性格も「情報を買ってくれ~!」とじゃれ合うように言いつつも、一定の距離を保って接するし、ちゃんと対価で情報を売る。お人好しという面はあるのですが、線引きはできているんですよね。借りがあれば返すという意味で情報を提供するのはいいかもしれませんけど、仲が良いからって情報をタダで渡すことはしないんですよね。
あと、ムードメーカー的な立ち位置で作品の清涼剤というか。アルゴがいるだけで、空気が変わるところがあります。
プログレッシブシリーズ2作目キリトとアスナの関係は?
――前作とでは、お話の雰囲気も変わります。演じる上で気をつけたところなどはありますか?
戸松だいぶ普段のアスナに近くなってきたかな、と思います。前回のときは、経験値ゼロのところからスタートしたので、新しくアスナを一度作り直したんですけど、だいぶ慣れてきたというか。