2021年8月11日 12:00
ウルフルズが自ら紡ぐ30年、セルフカバー作第1弾『ウル盤』ロングインタビュー
そしたら、“ウルっとくる、ウルフルズ感動の名曲選”だったんですね。
トータス松本そうなんです。うまいよね。僕ら、絶対、そんなことは思いつかない。ウルフルズを言葉としてね、3分割しようってアイディアにならないですもん。シャレもきいているし、確かにそう言われてみればみたいなね。もちろん、盤によってコンセプトが少しかぶるんですよ。たとえば、『ウル盤』に入っている「バンザイ~好きでよかった~」だったら、どの盤に入ってもおかしくない。
人によって捉え方が違うと思うけど、そういうことも含めて、ミーティングして、『ウル盤』ならどういう曲だろうって決めていったんです。そのミーティングもすごく楽しかった。それでもまだ絞りきれていないんですけどね(笑)。いろいろな意見が出ますから。
――今回の『ウル盤』の10曲は、どんなふうに選曲したのでしょうか?
トータス松本“ウルっとくる”ってなると、やっぱりラブソングってことになりますよね。それでラブソング寄りに選曲していきました。
――選曲は3人で?
サンコンJr.いえ、スタッフも含め全員です。
トータス松本レコード会社もマネージメントも入って、でっかい会議室で、サブスクの資料なんかも見ながら、どういう曲が再生されているのかも参考にしつつ(笑)