くらし情報『吉田鋼太郎×柿澤勇人、ふたりの男が命懸けで騙し合う『スルース』は「泣ける芝居」』

吉田鋼太郎×柿澤勇人、ふたりの男が命懸けで騙し合う『スルース』は「泣ける芝居」

吉田俺、ふたり芝居をやるのが初めてで。セリフの量が膨大だし、ずっと出てるし、逃げ場がないってことで、最初はビビってたんですよ(笑)。でも意外とね、やってみると「あの人のシーンまだ稽古してない」とかって気を遣う必要がないから楽しくて。やろうと思えば1日10時間くらいずーっとできるなってくらい、芝居好きには堪らない稽古。

柿澤……10時間はキツいっすけどね(笑)。僕はキャストふたりでのミュージカルは、『スリル・ミー』で経験してはいるんですけど、全く別物という感じ。あの時は栗山(民也)さんという演出家がいましたし、栗山さんと鋼太郎さんでは作り方も全然違いますから。また新たな挑戦というか、挑戦でしかないという気持ちで毎日稽古しています。


吉田鋼太郎×柿澤勇人、ふたりの男が命懸けで騙し合う『スルース』は「泣ける芝居」


──そんなお稽古の中で見えてきている、この作品の面白さとは?
吉田初めてホンを読んだ時は、よく出来た復讐劇だってことは分かったんだけど、面白さがどこにあるかって言われると、ちょっとモヤがかかってたんですよ。この苦い芝居を、しかもコロナ禍でやる意味がどこにあるのか、ひょっとしたらお客さんにイヤな思いをさせてしまうんじゃないかみたいな気持ちがどこかにあった(笑)。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.