くらし情報『『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う』

2024年3月12日 17:00

『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う

で紹介される井田大介は、映像作品を3点提示。ゆらゆらとゆらめく紙飛行機の姿を捉えた《誰が為に鐘は鳴る》、勢いよく飛び立つ気球《イカロス》、熱されたブロンズ像を捉えた《Fever》からなる3点の映像作品は、すべて炎をモチーフにしており、飛行や上昇、落下というメタファーを用いてコロナ禍の社会を可視化しようと試みている。

『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う

井田大介《Fever》(部分)2021年
『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う

井田大介《誰が為に鐘は鳴る》2021年
『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う

井田大介《イカロス》2021年
徐冰(シュ・ビン)の《とんぼの眼》は81分にわたる長時間の映像作品。切ないラブストーリーが語られる本作品の映像はすべて、ネット上に公開されている監視カメラ映像をつなぎあわせたものだ。作品制作にあたって、約11000時間分の映像がダウンロードされたという。


『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う
徐冰《とんぼの眼》2017年
『遠距離現在 Universal / Remote』国立新美術館で開幕 ふたつの視点からコロナ禍を振り返り、未来と向き合う

徐冰《とんぼの眼》2017年
トレヴァー・パグレンは監視技術や通信、インターネットをテーマにした3つのシリーズを展示する。大陸同士を海底でつなぐ通信ケーブルの上陸地点の風景を撮影した《上陸地点》、海に敷設されているケーブルそのものを作家自身が潜り、撮影した《海底ケーブル》、そして《幻覚》は、作家本人が設計したAIエンジンが生成している。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.