くらし情報『水江建太×荒牧慶彦「『A3!』は役者について考えさせてくれる」』

水江建太×荒牧慶彦「『A3!』は役者について考えさせてくれる」

荒牧そうだね。本番中にセリフやダンスが全部飛んで、自分だけ何もできない夢とかめっちゃ見るよね(笑)。

水江見ます見ます!初めてその夢を見た時、「みんな共有できるんだ!」ってビックリしました。あるあるなんですね(笑)。

荒牧あるあるだね(笑)。

水江そういう意味でも自分の心が鍛えられている感覚になります。そして、そんなピリピリした感覚を観客のみなさんと共有できるのは面白いなとも思います。

──もう一つ、お芝居の楽しさについてはいかがでしょう?

荒牧お芝居も一緒かもしれません。
作品ごとに用意するプランはあるものの、一緒に演じる相手の気持ちによって自分のお芝居も変わってくるんですよ。その日の声量や芝居のテンション、そういうもので自分の出てくる気持ちが毎回変わってくる。それは毎回新鮮な気持ちになれて楽しいですね。

水江僕はまだお芝居の楽しさのすべてが掴めているわけではないのですが、僕の人生の中でお芝居や役者の仕事って偶然出会った宝物みたいな感覚なんですよ。
自分と全く別の人格になって、その自分じゃない誰かが見に来てくれている人たちを楽しませている。それが不思議で面白いなと思っています。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.