2024年4月1日 18:00
【ライブレポート】PEDROとMONO NO AWAREのツーマンが実現 ライブハウスTOKIO TOKYO3周年イベント
写真:渡邉隼
PEDROとMONO NO AWARE。音楽的な背景やキャリアがまったく異なる2つのバンドによる、貴重なツーマンライブが実現した。
これはライブハウス「TOKIO TOKYO」の3周年イベント『ONE WEEK WONDER’24』のファイナル公演として実現したもの。両バンドはそれぞれの独自性を存分に発揮したステージを繰り広げ、この日、この場所だけの魅力的な化学反応を生み出してみせた。
先に登場したのはアユニ・Dがベース/ボーカルを務めるバンドプロジェクト、PEDRO。2018年に活動をスタートさせ、2021年には日本武道館のワンマンライブを開催。同年の年末をもって活動休止に入ったが、昨年6月30日、サポートメンバーに田渕ひさ子(G)、ゆーまお(Ds)を迎えて再始動を果たした。
ステージに「刻音東京」(ライブハウス「TOKIO TOKYO」のロゴ)のネオンが灯され、アユニ・D、田渕ひさ子、ゆーまおがステージに登場。オープニングに選ばれたのは、最新アルバム『赴くままに、胃の向くままに』の収録曲「グリーンハイツ」。鋭利なギターフレーズ、性急なドラム、骨太のベースラインがぶつかり合うオルタナ系ロックチューンを炸裂させ、観客の体を揺さぶる。