2017年10月29日 16:03
フッ素塗料は一般家庭でも普及中?!外壁塗装で使うときに押さえておきたいポイント
外壁塗料の中でも最高クラスのフッ素塗料は、その抜群の耐候性から航空宇宙機器や、大型建築物に用いられている他、一般家庭でも普及してきています。そこで、今回は気になるフッ素塗料の特徴と、知っておくべきデメリット、使う際の注意点についてご紹介します。
フッ素塗料の特徴・メリット
【抜群の耐候性】
フッ素塗料は、どのメーカーでも外壁塗料の最高クラスに位置づけている塗料です。その特徴は、長期間にわたって美観を保つことができる抜群の耐候性にあります。馴染み深いところでは、フライパンのフッ素加工がありますが、焦げ付かずお手入れも簡単なフライパンのフッ素加工と同じように、フッ素塗料による塗膜は紫外線や風雨の影響を防ぐ機能を持っているのです。耐用年数は約15~20年と長いことから、ビルやマンション、立体駐車場や橋脚といった大型の建築物に用いられています。その性能の高さは航空宇宙機器に使われているほどです。
【熱や紫外線に強く、耐摩耗性に優れている】
フッ素塗料は分子同士が強く結合する性質を持ち、塗装が外壁に密着してはがれにくいのが特徴です。
このため、太陽光の熱や紫外線の影響から壁面素材を守り、劣化を防ぎます。