スタッコ仕上げの外壁塗装とは?メリットデメリットを徹底解説!
その代表的なものが、工場で製造したパネルを貼るサイディングボードと、職人がコテやローラーで塗料を塗り上げるモルタル工法(塗り壁)の2種類です。スタッコ仕上げは、モルタル工法のひとつということになります。
もともとスタッコは古代のヨーロッパで生まれた塗装技術でした。石灰に大理石粉・粘土・砂などを混ぜた材料で建築物に装飾を施したものです。化粧漆喰(しっくい)とも呼ばれ、ヨーロッパでは今もその技法が受け継がれています。日本においては、モルタルの上に粗面と呼ばれるザラザラした面を作る外壁塗装の仕上げのことを、スタッコと呼んで使用しています。
作業手順としては、外壁にモルタルや合成樹脂を塗り付けた後に、砂や砂利などの骨材を混ぜた仕上げ材を5~10mmの厚さで吹き付けます。このまま乾かすのが「吹き放し仕上げ」で、吹き付けをした後に表面をローラーで抑えるのが「凸部処理仕上げ」です。
職人がコテで塗り伸ばし、模様を付けることも可能です。仕上げ材をより厚く吹き付け、凹凸面を強調する方法もあります。
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外壁塗装でスタッコ仕上げをするメリット
外壁塗装にスタッコ仕上げを選ぶメリットは大きく分けて2つあります。