残債があってもマンションの売却はできるの?詳しい方法や注意点を解説します!
住み続けるつもりで購入したマンションでも、家族構成や環境の変化など、さまざまな理由によって売却したいと考えることがあります。しかし、「住宅ローンの返済が残っているから売却できない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。実は、残債があっても売却することは可能です。この記事では、その方法や注意点を詳しく解説します。
マンションの売却は残債があってもできる
マンションの売却は、残債があっても可能です。しかし、そのためには「抵当権」の抹消が必要となります。抵当権とは、住宅ローンの返済が滞っている場合、金融機関が家を売却することを認める権利です。つまり、住宅ローンを完済すれば抵当権は意義を失います。
住宅ローンを完済し、抵当権を抹消すれば、売却することができる、ということになります。
しかし、住宅ローンの残債を一括で支払うことは、多くの方にとってとても簡単にできることではないでしょう。そこで、返済に充てるお金を調達する方法を考えてみましょう。
残債があるマンションの売却方法
売却と同時に住宅ローンを完済できる方法が3つあります。順番に確認しましょう。
【1.売却代金を返済金額に充当する】
マンションの売却にあたり、まずは査定が必要となります。