原材料や道具のディスプレイから生まれるお客様との会話【aeru meguro】
と呼んでいます。和えるくんは、会社設立と同時に誕生したので、もう7歳。このお店は、「和えるくんのお家」というコンセプトで作りました。お家にお客様をお迎えするような気持ちで、「どんな方がお越しくださるだろう」「こんな風に過ごしていただきたい」と考えながら取り組んでいます。
お店に来た方には、鞄などを置いていただき、ソファにかけたり、商品をゆっくりとご覧になったり、リラックスした時間を過ごしていただいています。
——どのような商品を扱っているのですか。
森さん:0~6歳のお子さまから使える日用品です。器やコップなど食卓でお使いいただけるものから、前掛けやブランケットなど身につけていただけるもの、ご家族で楽しんでいただける玩具まで、全国の職人さんと伝統の技を活かして生み出しています。
生まれたときから、大人になっても使えるようなデザインになっており、まさに「一生もの」として使っていただきたいと思っています。そのため、陶磁器やガラスなどが割れたり欠けたりした際は、お直しをしていただけます。つなぎ目を金や銀でお化粧をして、あえて目立たせる粋な「金継ぎ」「銀継ぎ」は、「思い出がデザインのように残っていくようで愛着が沸く」