くらし情報『【親子で楽しめるアート #1】〔ちひろ美術館・東京〕で懐かしい作品世界に触れて』

2017年11月26日 12:33

【親子で楽しめるアート #1】〔ちひろ美術館・東京〕で懐かしい作品世界に触れて

ちひろのアトリエや庭を再現

【親子で楽しめるアート #1】〔ちひろ美術館・東京〕で懐かしい作品世界に触れて


55歳の若さで亡くなるまで、子どもを生涯のテーマとして描き続けたいわさきちひろ。母親として子育てをしながら、子どものスケッチを積み重ねるなかで、10か月と1歳の赤ちゃんを描き分けられるほどの観察眼と描写力を養いました。


【親子で楽しめるアート #1】〔ちひろ美術館・東京〕で懐かしい作品世界に触れて


現在の美術館の建物は、建築家の内藤廣さんの設計。アメリカ・オハイオ州のバーボン工場で100年使われていたというアンティークオークを使った床や、杉板を当てて木目をつけたコンクリートの壁、柱の構造など、建築科の学生が見学に来ることも多いとか。

【親子で楽しめるアート #1】〔ちひろ美術館・東京〕で懐かしい作品世界に触れて


館内には、ちひろのアトリエや庭を再現したスペースが。アトリエの画机やイスなどは、実際にちひろの愛用品がそのまま置かれています。自分の手を映しながら描くための鏡や、ひとり遊び用のトランプ、集めていた民芸品コレクションなど、ちひろが好きだったものがいっぱい。国会議員をしていた夫の両親や実母を引き取り、大家族を切り盛りしながら、時間を見つけて絵を描いていたそうです。


【親子で楽しめるアート #1】〔ちひろ美術館・東京〕で懐かしい作品世界に触れて


遺された写真などから、ちひろが育てていた植物や木々を再現した「ちひろの庭」。真っ赤なサルビアとシュウメイギクがとてもきれいでした。

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