頑固なワインのシミを洗剤を使わずに落とす方法とは?3つの対処法を検証してみた
2. シミ抜き方法(1) 重曹と熱湯
まずは重曹と熱湯を使ってシミ抜きを行います。
●30分放置した場合
今回はシミ抜きが行いやすいように、ひっくり返したお椀の上に乗せています。まずはシミが丸々隠れるくらいの重曹をかけましょう。
次に熱湯をかけていきます。重曹の周りに円を描くように熱湯を回しかけることで、重曹をシミの上に閉じ込めるのがポイントです。
お湯をかけた途端、重曹が「シュワ〜」と泡立ち、シミの赤みが取れていきます。青っぽいシミが残るので、ぬるま湯で軽く揉み洗いもしましょう。洗い終わった様子がこちら。
乾くとこんな感じです。やや青の色素が残っていますが、全体としてかなりきれいになっているのではないでしょうか。
●1日置いた場合
次は1日置いた状態で重曹を試してみます。
同じ方法でも、経過時間によって落ち具合は変わるのでしょうか?
時間が経ったことで、にじみがより広がっています。同じように重曹・熱湯をかけ、もみ洗いをしました。
乾くとこれぐらいになります。先ほどよりも色素が濃く残ってしまっていますね。同じ重曹、熱湯を使ったシミ抜きですが、放置している時間が長いと汚れが手強くなるようです。