【神様と暮らす #9】御神札の種類と祀り方について
月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は「御神札の種類と祀り方」について解説しましょう。
御神札の種類と並べ方
神棚にお祀りすべき御神札、正式には次の3種類があります。
・神宮大麻
最も尊い天照大御神様をお祀りする伊勢の神宮の御神札で、全国の神社でもお分かちいただくことができます。「天照皇大神宮」の神号と印が入った御神札です。御神札を並べてお祀りする場合、中央に配置します。
・氏神様(産土神社)の御神札
自身が居住する地域の神様をお祀りします。どこの神社の御神札をお祀りすればいいのかわからない人は、各都道府県に神社庁に問い合わせて。
並べてお祀りする場合、右に配置します。
・崇敬神社の御神札
住んでいる場所に関係なく、自分が崇敬している神社の御神札をお祀りします。並べてお祀りする場合、左に配置します。旅行に行ったときにお詣りした神社でいただく御神札はここに当てはまります。崇敬神社の御神札が増えたら重ねても構いませんし、神宮大麻を中心に左側に崇敬神社の御神札を複数並べても可です。
御神札を並べず、重ねてお祀りするときには神宮大麻を最前面にします。次に氏神神社、崇敬神社の順に下へ重ねてください。