憧れのデザイナーズリノベでこだわりの家づくり【我が家の暮らし #5】
を作るという手法は、同じくキッチン部分にも生かされています。
遊び心と機能性。あらゆるところに意匠が凝らされたおうち
もともと水回りが1箇所に集約された間取りの物件を選んだこともあり、配置をそのままにリノベーション。清潔感のある真っ白な浴室は、既存のユニットバスを撤去したあとの空間をFRP防水材で塗りこめることで、コストを抑えながら、広さと高い防水性を確保しています。
部屋の中心部にあるフラットな木の壁は、裏側にあるキッチンや浴室、トイレの水回り部分を目隠ししつつ、収納スペースとして活用。お部屋を美しく見せながら、機能性も追求しています。
照明のスイッチは、一点ものの真空管アンプを制作している知人に特注で作ってもらったそう。フラットな木の壁と金属パーツとのコントラストが映えます。
キッチンは料理好きのご主人仕様に!
料理が得意だというご主人。カウンターテーブルがついたキッチンにもこだわりが詰まっています。
「設計はプロである松島さんに任せながら、インテリア的な部分は全体的にかなりこだわりましたね。キッチンの壁には、ニューヨークの地下鉄構内に使われている『サブウェイタイル』を意識して選びました」