製図台を使って設計図を描いてみよう!木材の持ち込み加工もOKな〔みんなの木工房 DIY好き。〕
上の写真の《ままごとキッチン》は、グッジョブさんが作成したもの。ほれぼれしてしまうルックスですが、つくり自体は難しくなく、誰でもマネできるようです。「設計図」を忘れなければ……!
「製図台を使って、設計図を描く」という技術と愉楽
というわけで、本題に入っていきましょう。楽に設計図を描くには、上の写真のような製図台を用います。絵描きがイーゼルにキャンバスをセットするように、設計図を描く際は製図台に方眼紙をセット。ほかに使うものは、シャープペンシル(鉛筆)と消しゴム、そして三角スケールです。三角スケールには6つの縮尺の目盛りが付いているので、実寸で方眼紙に収まりきらないサイズのものを製図することが簡単にできるようになります。
製図台には、アームによって自由自在に動き回るスケール(定規)が付いています。縦と横の定規を上下左右、角度を左手だけで調節することができるため、作業効率が格段にアップ。このアームを手懐けられるようになれば、すっかりプロ気分です♪
製図は、必ずしも方眼紙1枚で完成させるものではありません。まず、上の写真のように、真ん中に正面図・右に側面図・上に上面図を描いていきます。