耐震リフォームにはどんな種類が?費用や補助金も徹底まとめ
費用ですが1か所だけの施工であれば10万円以内で可能でしょう。ただ、補強のパネルを設置する場合、1枚だけの施工というのはあまりないので、複数個所を想定しておいたほうが良いでしょう。
屋根補強というのは誤解が生じる言葉かもしれません。正確に言うと、重い屋根を軽い屋根に交換するリフォームになります。
和瓦のような重い瓦は重厚感があり、日本人である私は大好きな瓦です。ところが、そんな重厚感ある瓦はその重さゆえに地震に関してはマイナスの要素になってしまいます。
耐震性の観点から考えると、屋根材はなるべく軽いことが重要と言えます。ですから、重い和瓦などを使った住宅に住んでいる方で地震が心配というならば、早急にスレートなどの軽い屋根材に変えるリフォームをおすすめします。
屋根のリフォームはさすがに費用が掛かります。例えば30坪程度の家の場合、重い和瓦から軽いセメント系の屋根に変えたとすれば、おおよそ200万円~250万円は見た方がよいでしょう。
建物を地震から守るリフォームの一つに、基礎を補強する方法があります。とくに築50年以上の住宅では基礎が現在と比べるとかなり脆弱なケースがよく見られます。