地域猫活動を応援するチャリティーグッズが今年も登場。『フェリシモ猫部™』から2月22日「猫の日」に発売開始。
その大半は、捨てられた猫などが外で繁殖してしまい生まれた野良猫の子猫です。猫の繁殖能力は強く、年に2~3回、1回に4~8匹も出産をし、理論的には1組の猫のカップルから、3年後には2,000匹以上にもなるという試算もあります。
不幸なさつ処分を減らすためには、野良猫に不妊去勢手術を施し、悲しい運命をたどる命を増やさないことが、最も大切です。
※環境省:平成29年度統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」
不妊去勢手術を施された猫は、その印として耳先をV字にカットされます。手術済みの猫を、再び捕獲しないようにするための目印です。耳先のカットは、不妊去勢の麻酔中に行うので痛みはありません。
野良猫を捕獲して、不妊去勢手術をすることを、Trap(捕獲して)、Neuter(不妊去勢手術を行い)、Retur(元いた場所に戻す)の頭文字をとって、TNR活動と呼びます。
また、ふん尿による悪臭や無責任なエサやりなど、野良猫によるご近所トラブルが社会問題となっています。野良猫に不妊去勢手術をほどこすとともに、エサやりの管理や、ふん尿の掃除などを地域で連携して行うことで、野良猫の数とトラブルを減らしていく取り組みを「地域猫活動」