え!?わたし、間違ってた……手指消毒剤の正しい選び方
日常的に使うことが増えた菌やウイルス対策グッズ。商品をよく見てみると「除菌」や「抗菌」「消毒」とそれぞれ表示が異なり、「どれを選んだらいいの」と、思ったことはありませんか?実はそれぞれに菌に対する効果が全然違うんです。そこで今回は、それぞれの言葉の意味と、消毒アイテムの選び方、正しいアルコールでの消毒方法をご紹介します♪
適切な手指消毒剤、選べていますか?
寒さや乾燥が気になる冬は、ウイルスや菌の対策が一層必要になってきますね。
薬局やホームセンターなどに行くと、さまざまな対策グッズがありますが、除菌や抗菌、消毒……と商品によって使われている言葉が違うのを目にしませんか?まずは、それぞれの違いを確認しましょう。
●除菌
言葉の通り、菌をのぞいて減らすこと。菌を殺す、無毒化するのとは違います。
●抗菌
菌を殺したり減らしたりするのではなく、菌の繁殖を抑えたり、菌が定着しにくい環境を作ること。
●消毒
病原性のある微生物を害のないくらいに減らしたり、死滅させたり、無毒化すること。
掃除に使う家庭用品にも除菌や消毒という表示があるため、手指の消毒に使う場合は肌に触れていいものかも確認しましょう!
さらに、上記の3つの中でも特にウイルスや菌の対策に効果が高い消毒ができるアイテムを見分けるポイントを2つご紹介します。