通夜、葬儀、告別式は何が違うの?特徴や流れ、それぞれの種類などを徹底解説
親族など近しい人物が亡くなると、その遺族は通夜や葬儀を開くケースが一般的です。しかし、通夜や葬儀は頻繁に開かれるものではないので、「通夜と葬儀の違いがわからない」「告別式とは何が違うの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、通夜と葬儀、告別式の各特徴についてご紹介していきます。
■通夜、葬儀、告別式の違いって?
通夜と葬儀、告別式は、いずれも近しい人物が亡くなった際に開かれる儀式を指します。ただし、各儀式はそれぞれ異なる意味合いを持っているので、まずはその違いから理解していきましょう。
【通夜】通夜は故人を葬る前に開かれる儀式です。故人と親しかった親族や知人などが集まることで、邪霊から故人の体を守ることが本来の目的とされていました。しかし、現代ではこの通夜の目的も少しずつ変わってきており、葬儀や告別式に出席できない方のために、「最後のお別れの場を設ける」といった目的で開かれるケースも見られます。
このような変化により、近年では通夜が夜通し開かれるケースは減ってきており、数時間のみ開かれる「半通夜」が増えてきています。通夜の時間はケースによって異なりますが、半通夜の場合は1時間~3時間程度が一般的です。