通夜、葬儀、告別式は何が違うの?特徴や流れ、それぞれの種類などを徹底解説
これを「通夜ぶるまい」と言い、喪主や親族が参列者に対して感謝の意を示すために開かれます。通夜ぶるまいでは、たとえお腹がすいていなかったとしても、食事に箸をつけることがマナーとされています。また、地域によって出される食事やマナーには違いが見られるので、各地域のマナーに合わせることが大切です。一般的に通夜ぶるまいは1時間ほどで終了するケースが多く、1時間経過した頃に喪主が挨拶をして終了となります。
■葬儀の種類とそれぞれの特徴と流れ
葬儀も通夜と同じように、複数の種類が存在しています。特に近年は葬儀の種類が増えてきており、喪主や親族は金銭面やスケジュール、参列者などを想定した上で、都合の良い葬儀の種類を選ぶことが大切です。以下では、主な葬儀の種類と特徴を解説していくので、ご自身のシーンに適した種類を見極めてみましょう。
【一般葬】親族だけでなく故人の知人や同僚など、一般の参列者が多く集まる葬儀のことを「一般葬」と言います。
葬儀の中で最も一般的な形式であり、大規模な葬儀になる点が特徴的です。進行については宗教儀礼が中心になるケースが多く、僧がお経を読んでいる間に参列者が焼香をします。読経や焼香が終わると僧が法話や説教を行い、喪主が挨拶をして終了となります。