あなたは大丈夫? ビジネスメール、好感と不快感の分かれ道
また、メールの返信の頻度にも注意を。こちらが送ったメールにすぐ返信してくれる人は、自分が送ったメールに対して長時間反応がないと、ストレスを感じる傾向があります。すぐに返信できない内容や状況であればその旨を記載し、「改めてご連絡いたします」と、受信したことだけでも伝えるようにしましょう。
●件名は、ひと目で用件がわかるように
件名の書き方1つでも、相手に与える印象は変わります。
人によっては、1日に膨大な量のメールをチェックしています。少ない人でも数十通は当たり前の時代。件名は、相手がひと目で用件がわかるよう工夫しましょう。件名を見ただけでは用件がわからず、本文を読んでやっと内容を理解できるようなメールは相手にとって大きな負担になってしまいます。
ありがちなNG例は、「株式会社○○の○○です」と自分の名前だけを件名に入れたり、「先日のお打ち合わせについて」と、どの案件のことを言っているのかわからないパターン。これでは、後日メールをさかのぼって確認するときも、1つ1つ本文をチェックしなくてなりません。検索機能があっても、絞り込みにくいものです。
心がけたいのは、件名が本文の要約になるようにすること。