あなたは大丈夫? ビジネスメール、好感と不快感の分かれ道
これは筆者の実体験ですが、24時間以内にお礼メールを送った人は、1カ月後に再会したときにも、すぐに自分のことを思い出してくれました。一方、1週間後にお礼メールを送った人は、20日後に再会したにもかかわらず、覚えていてもらえなかったのです。
とはいえ、ありきたりの社交辞令メールはNG。会ったときの印象的な会話や出来事など、その人について「しっかり覚えてくれていたんだ」と思わせるような一言を書き添えるのがコツです。たとえば「○○さんのおっしゃった○○という一言がとても印象的でした。おかげで私も頑張ろうと思えました」というように。これだけで印象がグッと良くなります。
初対面の相手だけでなく、上司にごちそうしてもらった翌日や、取引先との接待に参加した翌朝にお礼メールを送るときも同じようにするといいでしょう。
ちょっとした気遣いで相手への印象が変わりますから、ぜひ試してみてください。
<文/営業スキルアップコーチ安部宥志>