戦前に誕生したオシャレでカワイイ女性たち モダンガールに学ぶ、上品でしなやかな美しさを作るコツとは
どれ一つとして同じアイテムが無い」と語りました。正解がなく、多様性があることに惹かれるのだそうです。
また、「当時の洋装は、現代で骨董市や古道具屋で見かけても到底着られる状態ではなく、また貴重な品物であるが故に着潰すことはできない。そこで当時の資料をもとに、洋裁屋に頼んだりして洋服を新しく作って着ている」とのこと。
モダンガールファッションに興味を持った人は、是非そうした取り入れ方をして、自分だけのファッションの楽しみ方をしてみることがおススメ。本書には、ワンピースやビーズドレス、マントなど当時の洋装を身にまとった淺井さんの写真も数多く掲載されているので参考にしてみてくださいね。
■シックで上品な女性になりたければ、モダンガールの写真術に学べ
モダンガールの美しさはファッションもさることながら、その凛として品のある佇まいにもあります。淺井さんが本書でしている、写真を撮られる時の独自の提案をご紹介します。
立つときは決して猫背にならず、背筋を伸ばします。片手は腰に当てたり、もう片手は横に沿えたり口もとに持ってきたりなど、左右非対称にして動きを付けることがポイントです。足も真っ直ぐに揃えず、片方のヒールが少し見えるようなイメージで、どちらかの足を一歩下げるか斜めに。