楽しいだけじゃ済まされない!? 逮捕されるコスプレがあるって本当なの?
と定められています。
本物にそっくりとなっている警察官コスプレは、この条項に違反することになります。また
・自衛官
・消防士
・救急隊
などの制服についても同様の理由で逮捕される可能性があります。気をつけましょう。
さらに女性男性問わず肌の露出が激しいものについても、軽犯罪法第1条20号の「公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者」に該当するため、違反となります。
また、露出度の高さや部位によっては、刑法174条の公然わいせつ罪に該当してしまう可能性もあります。
軽犯罪法違反の場合には、「被疑者が定まつた住居を有しない場合又は正当な理由がなく前条の規定による出頭の求めに応じない場合」に限って逮捕が認められることになりますが(刑事訴訟法199条1項但書)、刑法174条違反の場合には、通常の犯罪と同様に逮捕されますので、より注意が必要です。
楽しいコスプレで逮捕されてはたまりません。
リスクも承知しておきましょう。
*取材対応弁護士: 大達 一賢(エジソン法律事務所。第一東京弁護士会所属。