くらし情報『三菱自動車に課徴金4.8億命令…ところで景品表示法ってどんな法律?』

三菱自動車に課徴金4.8億命令…ところで景品表示法ってどんな法律?

2016年4月に改正景品表示法が施行されてから、初めて同法違反で三菱自動車に約4.8億円の課徴金支払い命令が下されました。三菱自動車は実際の燃費とはかけ離れた広告を出していたとのことです。

景品表示法は、一般消費者の利益の保護を目的に作成されましたが、そもそもそどんな法律なのでしょうか?具体例と共にご紹介していきたいと思います。

目次

・景品表示法の概要とNG例
・今回の課徴金について


三菱自動車に課徴金4.8億命令…ところで景品表示法ってどんな法律?

*画像はイメージです:https://pixta.jp/

■景品表示法の概要とNG例

景品表示法とは、正式には、不当景品類及び不当表示防止法といい、不当な表示や過大な景品類を規制し、公正な競争を確保することにより、消費者が適正に商品・サービスを選択できる環境を守ることを目的とする法律です。

特に不当表示については、景表法第5条で3つの類型を示し、それぞれを禁止しています。

(1)優良誤認表示の禁止
我々弁護士の例で言えば、「弊事務所は離婚事件を得意とするベテラン弁護士ばかりである」とさしたる経験もない弁護士しかいないにもかかわらず偽りを述べたり、「勝訴率100%」と根拠もなく数字を入れ込んだりする場合をいいます。

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