全体を見ると、6~11歳までという、年齢制限に大きな幅があることがわかりました。
そのほか、銭湯組合やそれぞれの銭湯が独自に年齢制限をしている場合もあります。
年齢を破って入ったらそれは犯罪?
法律上では、年齢制限を破って混浴した場合は『建造物侵入罪(刑法130条)』に問われる可能性があります。この場合、混浴の条例を破ったから逮捕されるわけではなく、『正当な理由がないのに、施設の管理者の意思に反して立ち入った』という理由で逮捕されます。
混浴の条例は、公衆浴場法という法律に基づいて制定されているのですが、この法律は銭湯を規制するものであって、利用者を規制する法律ではありません。したがって年齢制限を破っても、混浴の条例に関する限りは、処罰されるのは銭湯経営者だけです。
まとめ|気にする人もいるから混浴は控えましょう
例外もありますが、都道府県ごとに混浴が許されている年齢には決まりがあります。しかし。決まりを守っていればそれでOKというわけではありません。お子さんが、一人で入浴できる程度の年齢ならば、異性の浴場にお子さんを連れて入ることは避けるのがベター。大衆浴場は公共の場ですから、浴場に異性がいることを気にする人がいることも気に留めておくべきでしょう。