車でお出かけをするときに子供の安全を守るのに欠かせないチャイルドシート。身体に合ったものでなければきちんと衝撃から身体を守ることができないので、年齢や身体の大きさによってタイプを使い分ける必要があります。大切な子供の安全のためにも、しっかりチェックしておきましょう。
成長にあわせた3段階のチャイルドシート
2000年より、法律によって6歳未満の子供にはチャイルドシートの使用が義務付けられています。また、車に付属しているシートベルトは、通常は身長140cm以上の体格の人間を対象として設計されているため、成長の度合いにもよりますが12歳頃まではチャイルドシートの使用が推奨される可能性があります。チャイルドシートは対象年齢によって通常3段階に分けられます。0〜1歳までの乳児用、1〜4歳までの幼児用、4〜10歳ぐらいの学童用で、まとめてチャイルドシートと呼んだり、それぞれベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートと呼んだりします。
それぞれの特徴は?
3つのタイプそれぞれがどんな特徴を持っているのか紹介していきます。
乳児用/ベビーシート
まだ首が座っていない新生児を含めた1歳ぐらいまでの赤ちゃんを、寝かせた状態で固定するタイプのものです。