2019年1月17日 21:00
確定申告とはどのような手続き?時期や方法、必要書類など初心者でわかりやすくまとめました
利用者識別番号等を取得する(開始届出書をオンラインで提出した場合は、利用者識別番号等がオンラインで発行(通知)され、開始届出書を書面で提出した場合は、後日、税務署から利用者識別番号等を記載した通知書等が送付されます)上記の事前準備が一通り完了した後は、e-Taxソフトのインストールやe-Taxソフトを利用するための初期登録作業などもあるため、これらの作業が完了することで、ようやく確定申告を電子申告で行うことができる条件が整うことになります。
確定申告を電子申告で行うには、手間や時間がかかるほかに、準備するための費用もかかるため、毎年確定申告をしない人にとってみますと、メリットよりもデメリットの方が大きくなってしまうと言えそうです。
現状では、確定申告を電子申告で行うメリットが見当たらないが将来の展望も
過去を振り返ってみますと、e-Taxで確定申告書を作成し、電子申告をすることによって、1人あたり1回限り5,000円の電子証明書等特別控除という税額控除を受けられるメリットがありました。
この電子証明書等特別控除は、年が経過するにつれ、1人あたり1回限り5,000円から3,000円に減額され、平成31年1月現在では、電子証明書等特別控除はすでに廃止されているため、確定申告を電子申告で行う直接的なメリットが見当たらないのが現状です。